グローバルウェイは7月25日、「電気機器業界の働きやすい企業ランキング」を発表。キャリコネユーザーによる労働時間、やりがい、ストレス、休日、給与、ホワイト度の平均点(総合評価)が高い企業をまとめたもの。
1位:パナソニック(3.65)
2位:ソニー(3.64)
3位:キヤノン(3.56)
4位:富士ゼロックス(3.52)
5位:日本電気 (3.51)
6位:リコー(3.39)
7位:セイコーエプソン(3.38)
8位:シャープ(3.23)
8位:日立製作所(3.23)
10位:東芝(3.20)
1位のパナソニックは、1965年に日本で初めて週休2日制を導入(当時松下電器産業)。MBA留学制度や、一定期間業務から離れてスキルアップに集中できる研修制度など、人材育成に力を入れているとのこと。2018年には服装を自由化し、社員が1年程度他社で働けるとする「社外留職」、別の部門の仕事を掛け持ちできるという「社内複業」などの制度も導入した。
社員からは「働き方改革で残業をなるべく減らすような取り組みがなされています。上司も率先して早く帰っています。研究所は働く時間に関して比較的本人に裁量があり、ほとんど残業しない人もいれば、30時間程度する人もいます。休日出勤については、どうしようもないとき以外はありません。休日出勤した場合は平日に代休を取る制度になっているため、出勤日数も休日の日数も変わりません」(研究開発 30代後半 男性 年収850万円)などの声が届いている。
2位のソニーは、家電、映画、音楽、金融分野などの多方面で事業を展開。2015年には、配偶者の海外赴任や留学に同行する際には最長5年、私費就学には最長2年の休職が可能になる「フレキシブルキャリア休職制度」を導入。評価項目別では「給与」の満足度でトップになったとのこと。
社員からは「社風は本当に自由闊達だと思います。私は研究開発でしたが、社服などもなく私服で勤務できていました。また、職場の環境も非常に働きやすいもので、1人分のデスクも他社に比べるとかなり広く、圧迫感なく仕事ができました。働く場所にもよりますが、夏には露店などが出るお祭りみたいなものもやっている職場もあり、とても楽しい雰囲気です」(研究開発 20代後半 男性 年収700万円)などの声がある。