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メジャーアップデートのたびにWindows Update所要時間は改善

スマホと連携、5度目のWindows 10メジャーアップデート「バージョン1803」新機能

2018年07月02日 13時00分更新

文● 阿久津良和 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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 日本マイクロソフトは2018年6月29日、Windows 10の最新機能と今後のロードマップについてのプレスラウンドテーブルを開催した。

 現在提供中のWindows 10の最新バージョンは、2018年4月30日にリリースした「Windows 10 バージョン1803(April 2018 Update)」だ。Windows 10の5度目のメジャーアップデートにあたる。

5度目のメジャーアップデート「Windows 10 バージョン1803(April 2018 Update)」

 バージョン1803では、当初HomeやProと並ぶエディションとして登場した「Windows 10 S」が、「Sモード」に改称された。Windows 10 Home/Pro/EnterpriseエディションにSモードを提供する。利用する場合は、Sモードが有効になった各エディション搭載PCを購入すればよいが、Sモードの解除は全エディションで可能ながらも、再びSモードを有効にすることはできない。

 なんとも首を傾げざるを得ない仕様だが、解除したSモードを再度有効にするメリットは少なく、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリに限定した使い方をしたいのであれば、「設定」から機能変更できるため、実際の運用ではさほど問題にならないだろう。なお、WorkstationやEducationエディションにSモードは提供しない。

Windows 10の「Sモード」

 Windows 10のネットワーク環境も改善が加わっている。以前の「モバイルプラン」は対応SIMもしくはeSIMを対象にMicrosoft Store経由でデータプランを購入する仕組みだった。バージョン1803ではモバイルプランを「モバイル通信プラン」に改称し、通信事業者が提供するサービスでの決済を可能にした。この仕様変更を踏まえ、KDDIは2018年6月5日にモバイル通信プランへの対応を表明している。

モバイル通信プラン

 Windows Updateの機能更新プログラムのインストールに要する時間は、メジャーアップデートごとに改善しているという。日本マイクロソフトが調査した結果では、バージョン1607→1703では約50分のダウンタイムを要したが、バージョン1703→1709は約20分、バージョン1709→1803では約10分に短縮したという(4コアCPU、8GBメモリー、SSD仮想環境で測定)。また、一部で不評だった機能更新プログラムのアンインストール期間は、Microsoft IntuneもしくはDismを用いることで、従来の10日から2~60日間に変更できるようになった。

Windows Updateの改善

 今後の機能更新プログラムでは、Windows 10とモバイルデバイスとの親和性を高める各種機能の追加が予定されている。5月に開催されたBuild 2018で発表された「Timeline on Phone」機能は、スマートフォンで閲覧中のWebサイトやファイルを、デバイスをまたいでWindows 10 PCで閲覧継続できるもの。AndroidはMicrosoft Launcher経由、iOSはMicrosoft Edge経由でスマートフォンとPCをつなぐ。

 同じくBuild 2018で発表された「Your Phone」は、PCと連携したスマートフォンに着信したメッセージをUWPアプリ上に表示し、閲覧や返信、デスクトップ上のファイル送受信といったシームレスな操作環境を提供する機能だ。

AndroidはMicrosoft Launcher経由、iOSはMicrosoft Edge経由でスマートフォンとPCをつなぐ

 本記事で紹介した内容と、その他多数のバージョン1803での変更点は公式ブログでまとめられている。また、UI回りの変更で移行をためらうユーザー向けに「Windows 10デスクトップ早わかり簡単ガイド」をWindows 8.1ユーザーWindows 7ユーザー向けにPDFを提供している。

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