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アップルAirPods以外で完全ワイヤレスイヤフォンを選ぶなら「EARIN M-2」

2018年06月16日 12時00分更新

文● 四本淑三

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定位が動かない近距離磁気誘導

 さて、M-2の最も大きなトピックは、左右イヤフォン間の通信に、NXP社のMiGLOテクノロジーを導入したことだろう。これはNFMI(近距離磁気誘導=Near Field Magnetic Induction)と呼ばれる技術で、従来のBluetoothリレー方式と違い、遅延が低く、音切れを起こしにくい。

 トゥルーワイヤレスでは音質以外のこうした問題が大きく、NFMIは克服する技術として注目されていた。

 効果は期待どおりで、まず左右チャンネルの遅延で起きるフェージング(定位がふわふわと揺れ動く現象)は、今のところ経験していない。一度だけ左イヤフォンの音量が落ちて、センターが右に寄ることはあったが、スマートフォン用専用アプリ「EARIN M-2」の、「バランス」でスライダーを振ってセンターに戻すと解決した。

 ただし、再生装置とイヤフォンの間は、従来どおりBluetooth接続なので、電波状況が悪ければ、両チャンネル一気に切れることもある。これは諦めるしかない。ちなみにBluetoothのオーディオコーデックは、SBC、AAC、aptXをカバー。

モーションセンサーで左右検出

 音に関係ないところで便利なのが、左右ポジションの自動検出機能。イヤフォンは2つとも同じ形で、左右を区別するマークすら付いていない。しかし、イヤフォンを耳に入れると、モーションセンサーの信号から、自分が左右どちらに装着されたのかを判断して設定する。

 いやあ、そんな凝った仕掛けを作っちゃって、誤動作も結構あるんじゃないの。と、意地悪く何度かチェックしてみたが、毎回正しかった。ケースから出して適当に耳に突っ込んでおけば、もれなく正解なのだから、これは楽チン。フェージングや音切れのなさと合わせ、ストレスフリーな使用感をもたらしてくれる。

 ちなみに2つのイヤフォンは、どちらも同じ仕組みらしく、1個ずつモノラルで使うことも、それぞれ別々のソースに接続することもできる。

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