国家レベルでコンプライアンスが変化する時代にあわせ、クラウド保存先の国を指定
Box、データの保存先として複数の国を指定できる新機能
2018年06月01日 14時00分更新
Box Japanは6月1日、クラウドストレージサービス「Box」のデータの保存先として複数の国を選択できる「Box Zones with Multizones」を開始した。
GDPR(EU一般データ保護規則:EUが開始した新たな個人情報保護規則)といったコンプライアンスおよびデータレジデンシーへの懸念の高まりを受けたものだという。
日本、米国、カナダ、英国、アイルランド、ドイツ、シンガポール、オーストラリアなどのBoxが利用できる国すべてで提供され、世界7ゾーンから保存先を選択できる。複数の地域にわたってデータを保存することでクラウドにおけるプライバシーレベルや制御レベルを引き上げることが可能としている。管理者は企業が使用しているゾーン数にかかわらず単一の管理コンソールから企業全体のデータを管理できるという。
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