LEDライトを買おうと思ったのにガスランタンを衝動買い
この連載でちょこちょこ書いていますが、米軍払い下げのハンヴィーというクルマに乗っています。
このハンヴィー、元々軍用車両なだけあってアメニティーな装備は一切ありません。カーステやカーナビはもちろんエアコンもなく、一般的な装備もショボショボです。ミラーは手動だしワイパーも強弱2段階だけ、ウインカーレバーは手で戻さないといけない。室内灯すらありません。
ヒーターはあるので寒さはなんとかなるのですが、夏は地獄です。シフトレバー横の隙間からエンジンの熱気がガンガン入ってきて、車内はさながらサウナ状態。これからの季節、タオルとペットボトルの水は手放せません。
騒音もすごくて、40km/hを超えたあたりからは助手席の人との会話も難しいほど。普通のクルマは動力を伝えるプロペラシャフトやデフが床下にあるのですが、ハンヴィーでは運転席と助手席の間を通っているため、そこからの熱や騒音も相当です。一応あちこちに防音・断熱のシートが貼られているんですが、あまり効果はなく、こんなんじゃ敵に遭遇する前にダウンしそうです。
実際のところはどうだかわかりませんが、エアコンぐらいなんとかしてくれという声が多かったのか、現在では搭載されているし、うちのハンヴィーのように古いモデルにも後付けエアコンが用意されています。でも30万円ぐらいするし、送料と取り付け作業代を入れたら3桁万円になってしまうので導入は無理。何かやれるとしたらせいぜい室内灯程度です。
ある日、家電量販店の前を通ったときにふと室内灯のことを思い出しました。室内灯といっても別に固定する必要はありません。そこそこ明るくて磁石で天井にくっ付けられるLEDライトでいいし、配線も不要なので楽チンです。懐中電灯というよりキャンプのランタン的な使い方なので、アウトドア売り場へと行ってみました。
棚にはズラリとLEDライトが並んでいたんですが、あったのは床に置いたりぶら下げたりするLEDランタンや頭に付けるヘッドランプばかり。残念ながら磁石でくっ付くような物は見当たりません。で、普通のライト売り場に行ってみようと思ったんですが、気づいたら全然違うものを買っていました。ライトといえばライトなんですが、磁石でくっ付くどころかLEDライトでもなく、ガスを燃やして光るガスランタンです。
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