文房具専門店の伊東屋は15日、公式Facebookアカウントで、5月16日をもってFacebookページを終了すると発表しました。
「これまで、伊東屋のことをより広く、深く知っていただくために活用してまいりましたが、残念ながら、facebookの集めた個人データの活用方法に伊東屋として賛同できないために、終了を決断いたしました」(伊東屋)
今後は、伊東屋ホームページや、Twitter(@Ginza_Itoya)で情報を発信していくとのことです。
Facebookでは3月、データ流用のスキャンダルが発覚。イギリスのデータ分析会社、ケンブリッジ・アナリティカがFacebookのユーザー情報5000万人分(8700万人という報道もあります)を取得したとされています。米フェイスブックはアメリカとイギリスの大手新聞各紙に謝罪広告を出したほか、マーク・ザッカーバーグCEOに対する米上院公聴会が2日間にわたって開かれるなどの騒動になりました。
これを受けてフェイスブックは29日、プライバシー関連ツールの更新を発表。「プラットフォームの不正利用の発覚から、ポリシーを強化するとともに、どのようにFacebookが機能するか、また利用者が自身のデータを管理するためにどのような選択肢を選ぶことができるのか理解を深めていただくため」としています。