画面表示でセットアップも難しくない
設定などがわかりやすくできるように配慮されており、エントリークラスながら画面のメニューで操作が可能。スピーカーの設定や調整はもちろん、さまざまな機能の切り替えなどでも画面の表示で確認ができる。
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設定画面の「TV出力/OSD」の項目。4Kアップスケーリング機能やスーパーレゾリューション(超解像)といった高画質技術も盛り込まれている
テレビの周りにスピーカーを置くだけ
Dolby Atmosを楽しめる!
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セットアップにあるスピーカーの項目。配置・構成や距離や音量レベルなどのスピーカー設定が手動でできる
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配置・構成の項目では、スピーカーチャンネルを3.1.2chや5.1chなどを選ぶことができる
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スピーカーチャンネルを5.1chとした場合。右のイラストのスピーカー配置も変化している
TX-L50は、一般的なAVアンプが備える機能は一通り持っているが、真の魅力はそれだけではない。
スピーカーの設置などなかなかハードルの高いサラウンド再生をより手軽に楽しむ機能が充実していることがポイントだ。
Dolby AtmosやDTS:Xについては、3.1.2chという構成でできる。3.1.2chとは、フロントL/R、センターの3つと、サブウーファーが1つ、トップスピーカーL/Rの2つという意味だ。
つまりサラウンドスピーカーを使わず、テレビの周りにスピーカーを置くだけでドルビーアトモスやDTS:Xが楽しめるというわけだ。リビングルームでホームシアターを構築する場合、後ろに置くサラウンドスピーカーが生活の邪魔になるという話はよく聴くが、そんなサラウンドスピーカーが不要なのだ。
もちろん、5.1chの通常のサラウンド再生のセッティングもできるので、サラウンドスピーカーがあった方がいいという人でも心配は無用(この場合、Dolby AtmosやDTS:Xには非対応となる)。
天井や壁の高い位置に設置することが必要なトップスピーカーについては、イネーブルドスピーカーを使用すればいい。
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オンキヨーのイネーブルドスピーカー「D-309H」。実売価格は4万7000円ほど
これは、天井に向けて音を出し、天井の反射を利用するスピーカー。オンキヨーなどでもドルビーイネーブルドスピーカーが発売されているので、こうしたスピーカーを使うといい。
ドルビーイネーブルドスピーカーは、フロントスピーカーの上に重ねて置くようにして使うので、スピーカーの置き場所に困るということもない。天井の反射を利用するので、天井が吹き抜けで高すぎる場合は使いにくいが、一般的な高さの天井や壁の作りならば十分に効果が得られる。
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