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H370/B360マザーのおすすめはこれだ! 第4回

従来路線を継承しつつ電源回路を強化したMSIマザー

2018年04月19日 15時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集●北村/ASCII.jp

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ミリタリー感あふれる白銀マザー
B360M MORTOR TITANIUM

 B360M MORTOR TITANIUMは、MSIのエントリーゲーミングブランド「Arsenal GAMING」シリーズに加わったB360チップセット搭載のmicro ATXマザーボードだ。

 ブランド名の「Arsenal」は英語で「武器庫」や「兵器庫」を示し、武器を演出テーマとして採用。ミリタリーテイストをフィーチャーしたビジュアルを採用。さらに本製品は「TITANIUM」モデルということで基板を明るいシルバーで塗装しているが、これがデザインと絶妙にマッチしていて、寒冷地の前線基地のようなイメージがある。

 特にVRMヒートシンクの造形は凝っていて、質感、雰囲気が抜群。ステッカーを貼り付けるスペースが用意されており、ベースとなるデータも配布されている。

B360M MORTOR TITANIUMは、ミリタリーテイストをフィーチャーしたデザイン、明るいシルバーが特徴のB360搭載microATXマザー。実売価格は1万5,000円前後(税込)だ

 デザインだけでなく、機能面でも魅力がある。PCI-E 3.0x4対応のM.2ソケットを2基搭載するほか、リアパネルにはType-CとType-AのUSB 3.1ポートを装備するなど、最新世代ならではの先進機能をしっかりフォローしている。

 上位モデルとはコーデックのグレードは異なるが、アナログ回路分離ラインや左右チャンネル分離配線、オーディオ用コンデンサの実装などで高音質化を図ったオンボードオーディオ「Audio Boost」を搭載している。

 VRMは7フェーズで、PCI Express 3.0x16スロットやメモリソケットは金属パーツで補強した「STEEL ARMOR」仕様を採用するなど、ゲーミングマザーとしての基礎体力も十分。ミリタリー好きなユーザーは要注目の1枚だろう。

明るいシルバーカラーがインパクト抜群。VRMヒートシンクには自作ステッカーを貼り付けるスペースが用意されている

配布されているステッカーのデータの一例

M.2ソケットはデュアルで搭載。どちらもPCI-E 3.0x4に対応している(Serial ATA 6Gb/s対応は片方のみ)

リアパネルには、Type-CとType-A両方のUSB 3.1ポートを装備している。オーディオ端子は金メッキ仕様だ

アナログ回路分離ラインや左右チャンネル分離配線、オーディオ用コンデンサの実装などで高音質化を図ったオンボードオーディオ「Audio Boost」を搭載している

「B360 MORTOR TITANIUM」スペック表
フォームファクター micro ATX
チップセット Intel H370 Express
メモリー DDR4-2666対応×4
拡張スロット PCI Express 3.0x16、PCI Express 3.0x4(x16形状)、PCI Express 3.0x1×2
ストレージ M.2(PCI Express 3.0x4/Serial ATA 6Gb/s)、M.2(PCI Express 3.0x4)、SATA 6Gb/s×4
インターフェース USB 3.1×3(Type-C、Type-A、Type-C用ピンヘッダ)、USB 3.0×2(ピンヘッダ2)、USB 2.0×6(Type-A×4、ピンヘッダ2)、DisplayPort、HDMI、DVI-D、PS/2
ネットワーク Intel I219-V(1000BASE-T)
サウンド 7.1ch HD Audio(ALC 892)AudioBoost

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