ジェトロ、スタートアップの欧州進出をサポートするプログラム

セミナーの開催も

2018.03.07 13:00

文● まぶかはっと／ASCII

　日本貿易振興機構（ジェトロ）は、欧州でビジネス展開を検討する日本のスタートアップに向けたプログラム「欧州イノベーション・ミートアップVIVA TECHNOLOGYコース」の参加企業を募集している。参加費はオンライン申込締切は4月3日、必要書類必着は4月4日まで。

　VIVA TECHNOLOGYはフランスで開催する、欧州最大級のスタートアップイベント。ジェトロはイベントにおける商談機会の提供や現地アクセラレーターなどによる充実したトレーニングプログラム、フランスVC、大手企業・地方の有力クラスターとのマッチング支援などで、欧州進出をサポートするという。

　プログラムには「Boot Camp」や「メンタリング」、「VIVA TECHNOLOGY出展、現地プログラム」の3つのメニューを用意している。Boot Campは、欧州でのビジネス展開を見据えた、経営・マーケティング戦略、資金調達戦略、ピッチ練習などをテーマとした双方向型の集中講座。講座は主に英語で実施し、講師とのメンタリングやピッチ発表を通じてトレーニングする。

　メンタリングではフランスのアクセラレーターなど、ジェトロが契約するメンターによるメンタリングを利用できる。メンタリングを通して、VIVA TECHNOLOGY会期の前後などに、各社に合わせてフランスVCや、大手企業や地方有力クラスターとの商談アレンジを目指す。各社のビジネスモデルや相談内容によっては対応できない場合もあるという。

　VIVA TECHNOLOGY出展、現地プログラムではBoot Campの成果を発揮する場として、VIVA TECHNOLOGY出展およびピッチイベントなどでの商談機会を提供。展示会前後には、現地プログラムを予定している。

　ジェトロはフランスを中心にした、欧州へビジネス展開することの魅力を紹介するセミナーも3月26日に開催する。

　セミナーではブロガーの池田将氏やFutuRocketのCEO美谷広海氏が講演する。参加費は無料で、店員は50名。申し込み締め切り3月26日の9時まで。