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会計や簿記の知識なしで簡単に確定申告書ができる

確定申告歴10年ライターが初心者に「やよいの青色申告 オンライン」を勧める理由

2018年02月01日 11時00分更新

文● 石井和美 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

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まず左側のメインメニューから「かんたん取引入力」をクリック。取引を手作業で入力する場合は、つぎに「収入」をクリックし、「取引日」「科目」「取引手段」を入力します。チェックボックスにチェックをつければ、同じ取引を続けて登録できてラクです。もちろん、後から修正も可能です

 いよいよ「かんたん取引入力」で実際に取引内容を入力します。

 最初に「売上(収入)」を記録します。小売店や飲食店のようにレジで代金を受け取る場合は、売り上げが発生したつどになりますが、気をつけなければならないのは、請求書等を発行して後日振込や現金を受け取る場合。これは「売掛取引」となるのです。

仕事の発生時は、「収入」タブをクリックして納品日を入力、三角マークをクリックして「売掛金」をい選びます。回収予定日を入力して、登録をクリック

回収できたら取引一覧からチェックを入れて「回収取引を入力」をクリック、振込日、入金のあった口座を選び、登録を選びます

 少々面倒ですが、仕事の発生時(納品時)と回収時(入金時)の2回入力する必要があります。私のようなフリーライターもこの方式で入力していますが、代金の回収予定日を把握し、きちんと入金されているかどうかチェックもできますので、取り引き先とのやりとりに合わせて納品書を送ったら、入力するように心がけましょう。支払いを忘れられていた……ということがあっても、すぐに気付くことができます。入力項目は少ないので、時間はかかりません。

レシートを写真撮影するだけで入力する機能も! 支出の入力

 領収書やレシートを元に、経費を入力します。ここではフリーライターの場合についてご紹介します。

 フリーライターは仕入れなどがないので入力は簡単。「旅費交通費」「水道光熱費」「消耗品」といった勘定科目を選び、登録していくだけです。現金取引をした手書きの領収書やレシートなどの場合はひたすら入力するしかありませんが、スマート取引取込を利用すれば、銀行明細やクレジットカードの明細は取引データを自動で取り込んで自動で入力、仕訳するので、とても簡単で時間も短縮できます。

「よく使う取引」が具体的でわかりやすい!これなら初心者でも迷わないですね。この機能を見ながら勘定科目を確認することで、おおまかな勘定科目の内容がわかってきます

 エリアの左下にある 「同じ取引を続けて登録」チェックボックスにチェック入れてから取引を登録すると、登録後、入力内容を全てコピーした状態から次の入力を始められます。レシートや領収書は取引の種類ごとにまとめておくと、連続して入力できるので便利です。

CSVファイルを選ぶか、ドロップします

しばらくすると取引状況のイメージが確認できるようになります

取り込み後は、勘定科目に間違いがないか確認します

 金融機関からダウンロードした入出金明細ファイル(CSV形式)を使って、取り込むこともできます。事業用の口座を専用につくり、ここで一気に取り込むと入力作業が激減します。

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