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アムステルダム国立美術館はゲーマーの聖地だった

2018年01月14日 15時00分更新

文● ドリル北村/ASCII編集部

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ゲームでよく見かける防具と
よく使う飛び道具が!

騎士といえばコレ! 1500~1550年に作られたフルプレートメイル。胸部の鉄板が厚いため、着用者の肩にとてつもない負担がかかるそうだ

ゲームでは悪役が着てそうな茶色い鎧と、その鎧の下に着るチェーンメイル

写真左は騎士などが被るフルプレートヘルム。写真右は1375~1400年に作られたドイツ製のアイアンヘルム(ケルト帽)。オランダのライン川で発見されたものだ

ラージシールド。傷んだ箇所からこの盾の歴史を感じずにはいられない

クロスボウ。後部にあるウィンドラス(クランク)を回すことで弦を巻き上げる仕組み

ズラリと並ぶフリントロック式の銃

あらゆる長さのマスケット銃

ストックの部分に人の顔が彫られた美術品としての銃。ちょっと怖い

長い銃身の銃。スナイパーライフルかと思ったら据え置き式の砲だった

大口径、長銃身で威圧感タップリのマスケット銃。対物ライフルのような見た目が厨二心をくすぐる

砦や船に設置する大砲。アサシンクリードやモンハンでよくお世話になるやつだ

西洋と東洋の美術品が集結

 ここで紹介したのは、館内の展示品の一部だが、ゲームでよく使う装備品ばかりのはずだ。かつてオランダは、世界初の株式会社といわれるオランダ東インド会社があり、香辛料貿易で栄えた国だ。そのため西洋の武器防具だけでなく、東南アジアで作られたものも比較的多く残っている。

 あいにく日本刀は見かけなかったが、西洋と東洋の武器防具を一度に見られるアムステルダム国立美術館は、ゲーマーだったら一度は訪れたい場所といえる。

アムステルダム市内には、かつて東インド会社があった建物が現存している(現在は別の企業が入っている)

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