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フリーランスや個人事業主に!

確定申告は無料クラウドソフトで時短、複雑な控除も自動計算

2018年01月17日 11時00分更新

文● 飯島秀明 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

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自分の仕事に無関係な科目を非表示にすれば、ドロップダウンリストもスッキリ

これは知っておきたい! 「時短のワザ」

勘定科目の時短ワザ
 例えばライターのような職業の場合、仕事に必要な資料として書籍や雑誌、DVDなどを大量に購入することがしばしばあります。消耗品費や雑費として計上することもできるでしょうが、このように特定の使い道があって、他の科目と区別した方が分かりやすいケースでは、「書籍等資料費」のように自分で新たに勘定科目を設けることができます。

 もちろん、自分で作った勘定科目でも確定申告書に反映させることができます。「あれ? この経費、どの科目だっけ?」のように、いちいち迷っていてはいくら時間があっても足りません。科目に迷わないことも時短には大事なんです。

 「科目といえば、弥生シリーズの会計ソフトには自分の仕事に無関係な科目を非表示にする機能があります。非表示にしておけばドロップダウンリストもスッキリ。お目当ての科目にすぐにアクセスできますよ」(内山さん)

 また、各科目には消耗品費なら「shomo」や「ショウモウ」のように、英字やカタカナでサーチキーを当てることができます。サーチキーを当てておくと、キーボード操作だけで科目が選べるので、さらなる時短に繋がります。

家事按分の時短ワザ
 自宅が仕事場にもなっている個人事業主の場合、地代家賃や水道光熱費、通信費(携帯電話料金やインターネット回線料金)などの経費を、個人用と仕事用に按分(区別)しなければなりません。

 例えば、電気代の25%を水道光熱費として経費計上できるとします。毎月、電力会社から領収書が届いたら電卓叩いて家事按分の割合を計算してそれぞれ取引入力? ガス代も水道代も携帯電話代も同様? いえ、そんな手間をかける必要はありません。「やよいの青色申告 オンライン」や「やよいの白色申告 オンラインは、家事按分の計算は最後の最後、1年間のすべての取引を入力した後でいいんです!

 弥生シリーズの会計ソフトには、家事按分を簡単に行える機能が搭載されています。「やよいの青色申告 オンライン」を例にすると、1年間のすべての取引を入力後、確定申告メニューのステップ2にある「青色申告決算書の作成」で家事按分を行います。要するに、家賃も光熱費も通信費も領収書の金額をそのまま入力しておいて、最後に会計ソフトにお任せして家事按分するだけ。簡単ですね。もちろん、家事按分の割合は後からでも修正可能です。

 と、今回内山さんに紹介していただいた時短機能&ワザだけでも、これまでと比べて随分、手間が省けるはず。確定申告シーズンを乗り切るためにも、しっかり時短して睡眠時間を確保しましょう!

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(提供:弥生)

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