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第19回 「VAIO、法人向く。」の現在を探る

Windows 7は最新スペックに入れられないって知ってた?

なぜVAIOは、Windows 7のために新モデルを投入したか

文●飯島範久 編集●ASCII

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使い勝手やスペックも最新モデルと遜色ない

 「VAIO Pro PB」の特徴は、13.3インチディスプレーを搭載しながら、重量は約1.09kgと軽量。デザインは現行のVAIO Proシリーズと遜色はない。ディスプレーを開くとキーボード面がチルトアップする機構を備えており、キータッチもしやすい。静音性も高く、キートップはテカりにくいフッ素入りUV硬化塗装を施しているので、長期に使っても文字がかすれにくくなっている。

↑キーボードの打ちやすさは作業効率のよさにつながる。しっかりした打鍵感と静寂性は重要だ。

↑キートップは、テカりにくく印字も消えにくい仕様。長く使っても安心だ。

 インターフェースも現行VAIO Proシリーズ相当で、アナログRGBとHDMI端子を備え、Gigabit Ethernet端子やUSB 3.0×3、SDメモリーカードスロットを搭載。タッチパッド部も独立した2ボタンを備えているので、操作しやすくなっている。

↑日本では重要視されているアナログRGBとHDMI端子の両刀使い。左右に分けて配置したUSB3.0端子は3つ。LAN端子、SDメモリーカードスロットとインターフェースは充実。

 セキュリティー面では、冒頭でも書いたとおり暗号化SSDを選択できるほか、セキュリティーチップ(TPM)も選択でき、SSDの暗号化をサポート。セキュリティーロック・スロットは備わっていないが、キッティングにより備えた例もあるという。

 パソコンの性能は年々進化している。4~5年も経てばその処理速度はかなり違うため、オフィスソフトでさえ体感的にその差を感じるだろう。処理に数10秒、数分かかっていたものが、すぐに終わるとなれば生産性の向上につながり、時短や効率化につながる。

 定期的なパソコンの買い換えは重要だが、OSはどうしてもWindows 7のままにしたいという場合は、「VAIO Pro PB」は最良の選択肢といえる。将来を見据えたスペックを選択すれば、Windows 10へのスムーズな移行ができるはずだ。

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