上から撮るのも下から撮るのも
可動式モニターは必須
ベランダと屋根の隙間もかっこうの場所。雨風も凌げるし、死角にもなる。
こちらの猫一家なんかまさにそう。後付けっぽいベランダの下で子育てをしてたのだ。トタン屋根とベランダの間にあるデッドスペースが猫には最適な場所だったのだね。
飼われてるのかそうじゃないのか、この家の人は知ってるのか知らないのかよくわからないのだが、シロクロハチワレの親猫が、キジシロの子猫の世話をしてたのである。
これもモニターをチルトさせて腕を上に伸ばして撮った記憶がある。
こういうとき、どう撮るか考えちゃう。低い位置から見上げるように撮ると「ちょっと高いところにいる感」が出るけど、猫の様子はわかりづらい。逆に腕を上げてなるべく高い位置で撮ると、高所感は減るが猫の様子はよくわかる。
どっちにも対応できるよう、可動式モニターは必須、ってのは確かだ。私が猫を撮るときに一眼レフよりミラーレス一眼を好むのは、いろんな撮影アングルに対応しやすいからってのもある。
さてせっかくの冬なので、冬の写真を最後に。
冬は日当たりがよくて安全な場所を求めて猫が屋根に出てきやすいので狙い目なのだ。
たとえばこれは1月。
ちょいと高低差がある場所に建ってる家なので、撮影者の目線と屋根の高さが変わらず、屋根の上感がちょっと乏しいのだけど、気持ちよさそうに日向でお昼寝してる様子はよくわかる。
もう1枚、冬の屋根上猫。曇った日だったんだけど、新築っぽいおうちの屋根の隅で「ごめん寝」ポーズ昼寝。
同じ冬の屋根昼寝猫でもさっきのは冬は日差しが気持ちいいなあ感満載でほっこりするけど、こっちのは、日差しがない・寒そうなポーズ・新築の家ならではのまだぬくもってない感の3拍子が揃ってて、めちゃ冬の厳しさ感満載となるのが写真の面白いところ。
今年の冬は、日差しで温まった屋根の上で丸くなってる猫といっぱい出会いたいもんです。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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