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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第539回

2017年のデジカメを猫写真で振り返る

2017年12月18日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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パイロンの影から何かを見つけて「にゃあ」と鳴いた猫を猫目線で。さすが、フルサイズセンサーだと前後がいい感じにボケてたまらんですな。口の開き方もカッコイイ(2017年7月 ソニー α9)
パイロンの影から何かを見つけて「にゃあ」と鳴いた猫を猫目線で。さすが、フルサイズセンサーだと前後がいい感じにボケてたまらんですな。口の開き方もカッコイイ(2017年7月 ソニー α9)

 まもなく2017年も終わるわけで、今年もいっぱい新型デジカメが出ましたなあ……と思ったら、実は例年に比べると少なめ。特にコンパクトデジカメと入門機が少なかった。

 でもインパクトの強いデジタル一眼がいくつかあったのでカメラ好きには印象的だったかも。そんな、2017年の新型デジカメで撮った猫写真を見つつ振り返ろう。

パナソニック「DC-GF9」 パナソニック「DC-GF9」

 今年最初に発売されたデジカメはパナソニックの「DC-GF9」。小型軽量で自撮りに強いミラーレス一眼。

冬の寒い日、人から隠れられてなおかつ日差しが入る猫的には素晴らしいお昼寝スポット。しかもチャトラは枯れ葉と色が似てるので目立たない。でも真上からは丸見えなのであった。枯れ葉のベッドが気持ちよさそうでうらやましい(2017年2月 パナソニック LUMIX DC-GF9)
冬の寒い日、人から隠れられてなおかつ日差しが入る猫的には素晴らしいお昼寝スポット。しかもチャトラは枯れ葉と色が似てるので目立たない。でも真上からは丸見えなのであった。枯れ葉のベッドが気持ちよさそうでうらやましい(2017年2月 パナソニック LUMIX DC-GF9)

 特に猫撮りに向いてるわけじゃないけど、作例を撮るために歩いてたら、崖に沿って作られている階段の下で、誰にも見つからないと思って悠々と寝てる猫がいたのでそこから。

 人通りが多い通路からは隠れてるので誰にも見つからないと思っているようだが、真上からは丸見えなのであった。ふふふ。

富士フイルム「GFX50s」 富士フイルム「GFX50s」

 2017年最初のインパクトは富士フイルムだった。35mmフルサイズセンサーより一回り大きいセンサーを搭載した中判ミラーレス一眼「GFX50s」が登場したのだ。

イメージセンサーが大きければレンズも大きいわけで、デカくて重くて高価なカメラではあるが写りは抜群にいい。なんてことない暗い寝室でもこの柔らかい写りがたまらない(2017年3月 富士フイルム GFX50s)
イメージセンサーが大きければレンズも大きいわけで、デカくて重くて高価なカメラではあるが写りは抜群にいい。なんてことない暗い寝室でもこの柔らかい写りがたまらない(2017年3月 富士フイルム GFX50s)

 レンズ込みで100万円コースというハイエンド機だけど、その写りはすごかった。5000万画素って数字も凄いけど、大型センサーならではの階調の豊かさ、柔らかさってのがあるわけで、うちの猫(大五郎)でどうぞ。

 なんてことない写真なのだけど、白い毛がふわっとしてるさまやナチュラルにふわっとボケていくところがたまらない。高価なのでおいそれとは手を出せないけど。

パナソニック「LUMIX DC-GH5」 パナソニック「LUMIX DC-GH5」

 3月にはパナソニックからハイエンド機の「DC-GH5」が登場。動画や連写機能に優れたモデル。AFが速くて連写に強いとなると、猫を撮るしかないでしょう、ということで這いつくばって猫を撮ってみた。

こっちに近づいてきてくれた、と思ったら直前で方向転換、という瞬間をGH5の連写で追ってみた。AF追従がしっかりしてるのでこういう瞬間を狙うのは楽しい。ちょっとニラまれたけどな(2017年4月 パナソニック LUMIX DC-GH5)
こっちに近づいてきてくれた、と思ったら直前で方向転換、という瞬間をGH5の連写で追ってみた。AF追従がしっかりしてるのでこういう瞬間を狙うのは楽しい。ちょっとニラまれたけどな(2017年4月 パナソニック LUMIX DC-GH5)

 これで2016年からはじまったミラーレス一眼のフラッグシップモデルラッシュは一段落したかなと思ってたら、まだスゴい隠し球がいた。

 各社が階段をワンステップ上がった感のある高性能モデルを出してきたと思ったら、それをさらに駆け上がる超弩級ミラーレス一眼の登場だ。

 それがソニーの「α9」。

ソニー「α9」 ソニー「α9」

 これはすごかった。とにかく速い。AFも連写も速い。速くて気持ちいい。ミラーレス一眼のステージがひとつ上げた感がある。デジタル一眼の未来を示したって感じ。

 これは猫を撮らねばである。

 冒頭写真がα9。にゃあと口を開けた瞬間を狙って撮ってみた。

 調子に連写しまくるとあっという間にSDメモリーカードが満杯になって後で大変なわけだが、猫の毛繕いだった一番舌が伸びた瞬間を後から選べるのはいい。

毛繕いしてた猫にぐぐっと迫って連写した中の1枚。速いだけじゃなくてクオリティも高い。毛の質感も舌のピンク色もたまらん(2017年7月 SONY α9)
毛繕いしてた猫にぐぐっと迫って連写した中の1枚。速いだけじゃなくてクオリティも高い。毛の質感も舌のピンク色もたまらん(2017年7月 SONY α9)

 性能も容赦ないけど、値段(ボディーのみで40万円前後)も容赦ないのでおいそれとは買えないけど、こういう孤高の製品を出せるところがソニー復活だなあと思った次第。

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