使い方としては音声検索と音楽再生が中心に
さて、かなり時間をかけて設定導入したGoogle Homeだが、実際にできることはどんなことがあるのだろうか。
Google Homeアプリにもそのあたりは一部紹介されているが、この手の商品の場合は、オンラインマニュアルやネット上の解説を何度も見るよりも、まずやってみることが一番だ。
どうしても機械に向かって独り言をいうようで恥ずかしいのもあるが、ここはひとつやってみるに勝るモノはないだろう。
人によって比率の違いはあっても、筆者を含め一般的にGoogle Homeを購入したユーザーがまず使うのは、Googleお得意の一般的な「検索」、SpotifyやYouTubeなどの「音楽や動画の連携再生」、Google Home対応の照明器具やエアコンのオン・オフなどの「スマートデバイスの連携操作」などが使いみちの御三家だろう。
実際に家族で約1ヵ月間、Google Homeを使ってみたが、我が家ではやはりGoogleお得意の音声入力による検索と音声による音楽再生が中心だった。
「この近所の歯医者さんを教えて」「この近所の中華料理屋さんを教えて」といった質問はいずれも問題なく答えてくれる。しかし、複数個見つかっても読み上げは必ず最初のものだけというのと、漢字住所などの読み間違いが頻発する。
また、細かな内容を聞き逃した時などは「もう一度」と聞けばリピートしてくれる。しかし、実際の発話操作では、「もう一度」の前に「OK Google」とウェイクワードを挟むことには少しの慣れが必要だ。
音楽再生に関しては、筆者は無料の音楽サービスである「Spotify」を利用しているが、無料利用だと、当然でもあるが、曲名によるリクエストなどは不可能だったり、さまざまな制限が加わるようだ。
「イーグルスの曲を聞かせて」と言えば対応してくれるが、「イーグルスのTake It Easyを聞かせて」と言っても、どうも有料会員でなければ対応してくれそうにはない。
また、筆者宅はGoogle Chromecastも併用しているが、「EagelesのTakle It Easyをテレビで観せて」と言っても、実際にはChromecastの接続されたHDMI端子からのシグナルでパワーオンするテレビが必要だ。
残念ながら筆者宅のテレビはその機能に対応していないので、実際の操作は、事前にテレビの電源をオンにして、HDMI入力を自分が設定した「3番」を選択。3番の先に繋がっているHDMIセレクター(3回路)の切り替えスイッチをChromecastの繋がっている2番に設定しておいて初めて実現する、というおバカなことになってしまう。
市場の囲い込み戦略ではあるが、企業提携などの拡大が進めば、いずれこれらの問題は解決することなので大丈夫だろう。
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