スマホのアプリのように機能を切り替えます
説明文に「米国防総省が定める環境耐性テストをクリア」とか「ミルスペックGPSウォッチ」とか「自動発砲検知」とか「ナイトビジョン(暗視スコープ)」とかとか、心がギュッとつかまれる単語が並んでいます。ミリタリーというにはちょっとオシャレデザインな感じもしますが、もしかして結構いいかも。いや、かなりいい。GPSルートナビゲーションやカロリーの記録もできて、それを使うかどうかは別として、機能として付いているっていうのはかなりのアドバンテージです。
というわけで、当初の予定を変更してTraverse Alphaを買うことにしました。色がカーキっぽいFoliageと真っ黒のStealthがあって、どっちもよくてものすごく迷ったんですが、店頭に行ったらFoliageしか在庫がなかったのでそれをゲット。無駄に迷いました。
普通の時計と一番違うのは、セットアップが必要なこと。まずは言語ですが、ここはカッコつけて英語をチョイスです。続いて単位や日時のフォーマットを選択し、体重や性別などのパーソナルデータを入力。日時合わせはGPS信号で自動設定するか、手動でやります。GPS信号は室内では拾えなかったので、外に出て受信。数十秒で衛星を見つけてくれます。
セットアップが終わったら付属のUSBケーブルをパソコンにつないで充電します。時計本体への接続はどうやるのかと思ったら、クリップがバクッと噛み付くみたいな方式でした。Traverse Alphaは10気圧防水なんですが、普通のコネクターにしちゃうと防水にできないですもんね。
Traverse AlphaをパソコンにつないでSUUNTO MOVESCOUNTというサイトにアクセスすると、トレッキングルートを作成したり、移動距離や消費カロリーの記録を保存・参照したり、時計本体の設定を変更したりといったことができます。
マニュアルとして同梱されているのは基本ガイドとクイックガイドだけで、詳しい説明書は入っていません。外箱には日本語取扱説明書付と書かれていたんですが、自分でダウンロードするようになったという注意書きが入っていました。手順がちょっと変更されたみたいですが、SUUNTOの公式ウェブサイトのサポートからダウンロードできました。
GPSナビゲーションなどはマニュアルをよく読んでからやってみるとして、今回は時刻やストップウォッチなど、基本的な機能をご紹介します。
初期状態では時刻しか表示されませんが、右上のSTARTボタンを押してDISPLAYSの中からストップウォッチやコンパスなど起動しておくと、右の真ん中のボタンで表示切り替えができるようになります。スマホのアプリ切り替えと同じイメージですね。
ブラタモリでタモリさんが時計の高度計を使っているのを見て、ちょっと憧れていました。あちこちで測ってみようと思います。ちなみに自宅は27mでした。思ったより高いような低いような。
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