パイロットになりたかった子ども時代
小学校に入りたてのころ、将来の夢といえば科学者や野球選手、パイロットあたりの人気が高かったのですが、ワタシはだんぜんパイロット派でした。飛行機に初めて乗ったのは小学校の高学年になってからなので、乗ったこともないうちからなぜか憧れていたのです。
でも6年生のころから近視になり、中学のころにはすっかりド近眼。右が0.07 、左は0.05ぐらいしかありません。航空法は規制緩和が進み、現在では眼鏡やコンタクトレンズで矯正した視力がエアラインのパイロットで1.0以上、自家用飛行機なら0.7以上あればオーケーなのですが、2001年までは裸眼視力が両目とも0.1以上と定められていました。ワタシは当然まったくダメ。
1995年からはコンタクトの使用も許可され、自家用飛行機を持っている知り合いからも今は眼鏡もコンタクトも大丈夫だから免許をとればいいのにと言われたのですが、ワタシの左目レンズの屈折度は8.5ジオプトリー。事業用も自家用も両目とも8ジオプトリーを超えない範囲と定められているので、いまでもダメなのでした。まぁ英語もまったくダメだし、最近いまさらながら高所恐怖症気味なことに気付いたので、目だけの問題じゃないんですけれども。
ちなみに航空自衛隊のパイロットになるには遠距離視力が裸眼で両目とも0.2以上で、かつ矯正視力が1.0以上、近距離視力が裸眼で両目とも1.0以上となっているので、こちらはどう転んでも無理。民間ではレーシックなどの屈折矯正手術も一定の条件を満たせばオーケーとなりましたが、自衛隊では認められず不合格となるそうです。
そんなこんなで憧れで終わったパイロットですが、せめて気分だけでもということで、第20回でご紹介したフライトジャケットCWU-36/Pや第25回のヘルメットHGU-33/Pなどを買ったりしています。そして今回も航空機関連なモノをポチりました。米軍の戦闘機やヘリのコックピットパネルにはめ込まれているコックピットクロックです。
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