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Oracle DBとの高い互換性を持つDBソフト「Tibero RDBMS」をホステッドサービスで提供

ティーマックス、カゴヤと協業で月額制クラウドDBサービス

2017年10月31日 12時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 日本ティーマックスソフトは10月31日、クラウド/レンタルサーバー事業者のカゴヤ・ジャパンとの提携に基づき、同社のデータベースソフト「Tibero(ティベロ)RDBMS」をクラウドサービスとして提供開始した。Oracle DBとの高い互換性を持つデータベースを、月額料金制のサービスとして利用できる。

ティーマックスソフト「Tibero RDBMS」の特徴

 提供を開始したカゴヤ・ジャパンのクラウドサービス「Tiberoプラン」は、あらかじめサーバーやネットワークの初期設定、さらにTiberoの初期導入作業までカゴヤ・ジャパンが対応したうえでユーザーに提供するもの。推奨構成(4コアCPU/16GBメモリー/2TBストレージ)のサーバーを利用する場合、月額3万1200円(税抜)から。

 発表の中でティーマックスは、「これまで業界標準DBではそのライセンス体系ゆえに高額となるため難しかった、自社システムの仮想化やクラウド移行が簡単に実現できるようになります」と述べている。また、ソフトウェアパッケージをクラウド型で提供したいソフトウェアベンダーにも、サービス提供インフラとして活用することを提案していくとしている。

 なお両社では、Tiberoに続いてティーマックスのDWHソリューションである「ZetaData」のクラウドサービス化にも取り組んでいく計画としている。

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