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ワンダーメイクフェス4レポート 第3回

義手を作る子も! 子ども達によるロボットやアプリの展示がすごい

2017年10月17日 17時00分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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 10月15日に開催された学習塾および幼児教室の運営事業などを手がけるLITALICO主催のIT×ものづくりの祭典「ワンダーメイクフェス4」。

 プログラミング・ロボット教室のLITALICOワンダーに通う子ども達によるプログラミングを駆使した作品の展示や企業によるワークショップが実施され、参加者は4000人を超えたという。

 イベントのコンセプトは「みんなが主役」で、自分らしく発表したリ、人の作品にフィードバックしたり、運営メンバーとして参加したりと、発表者・来場者・スタッフみんなが主役としてイベントを楽しんでいくことを大切にしている。

 今回は参加者全員が積極的に参加するイベントの様子を写真でお送りしたい。

LITALICOワンダーの生徒によるプレゼン・ポスター展示発表・ブース展示

 イベントではLITALICOワンダーに通う子ども達が自分の作品を観客に発表するプレゼンテーションやブース展示を実施。プレゼンの様子は以下の記事を参照していただきたい。

▼ロボットクリエイトコースとロボットテクニカルコースの子ども達によるプレゼン
「長方形の観覧車を作る 子供達の独創的ロボットに驚愕のワンダーメイクフェス4」

▼ゲーム&アプリコースの子ども達によるプレゼン
 ゲームは遊ぶから作るへ、子ども達が作ったこだわり光るアプリの数々

 プレゼンで発表した子ども達以外の作品は、ポスター展示やブース展示で発表。センサーやプログラミングを駆使して作られたロボットやゲームアプリの数々に、子ども達のプログラミングへの情熱を感じた。

ブース出展・ポスター展示があったエキシビジョンホール。多くの観客が各ブースの発表を見て、体験していた

”Tigerman”が作成した義手ロボット「A-arm」。超音波センサーによって物体を認識し、モノをつかめるという。ブースでは木材をつかんで持ち上げるなど、しっかりとしたグリップ力を実演した

”M&Ms”による「ページめくりロボット」は、人がページをめくる動きを観察し、紙をつまむ動作とめくる動作を分割して実現したロボット

ゴム製のタイヤがページを浮かせた後、ウイングが回転してページをめくる仕組みだ。ページを浮かせるタイヤの素材や力加減が難しかったと話していた

「Scratchでアルゴリズムproject!」を作ったのは”ゆうや”。Scratchでさまざまなアルゴリズムを作っており、キーワード検索システムやチャット、コマンドシステムなどを展示していた

”カレー”作の横スクロールゲーム「自転車でめざせゴール」は、上方向キーだけで操作できるシンプルなゲームだ。自転車が進むと障害物が多くなり難易度も一気に上がっていく。工夫した点に「ゴール画面」とあるが、未だに”カレー”以外でゴールできた人はいないという

”サンドイッチ”作の「BLACK GODZILLA」は、ロボットが尻尾をうまく使って前に進み、木をなぎ倒していく作品だ。木を倒していく姿は、好き勝手に自然を破壊する人間を表現している

これは”あると”作の「ドレミファロボット」。ジャイロセンサーを組み込んでおりハンドルを時計回りに回すと低い音、反時計回りに回すと高い音が一定の感覚で出る

ブース出展されていない作品は会場の壁に展示。フィードバックシールを使い製作者へエールを送れる

秋葉原や池袋など、各教室の生徒が作った作品の映像も上映されている

こちらもシールによるフィードバックができる

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