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ワンダーメイクフェス4レポート第2回

ゲームは遊ぶから作るへ、子ども達が作ったこだわり光るアプリの数々

2017年10月16日 20時00分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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 学習塾および幼児教室の運営事業などを手がけるLITALICOは10月15日、小学生~高校生までに向けたIT×ものづくりの祭典「ワンダーメイクフェス4」を開催した。

 同社が運営するプログラミング・ロボット教室であるLITALICOワンダーに通う子ども達の作品展示や企業によるワークショップが実施される中、今回はゲーム&アプリコースの生徒によるプレゼンテーションの様子をお伝えしたい。

デザインセンスが光るオリジナルアプリ達

 プレゼンテーションでは自分の作った作品の概要をパワーポイントや動画にまとめ、3分間で発表する。ゲーム&アプリコースのプレゼンは午前の部と午後の部に別れており、全31組の子ども達が発表した。

 観客は「ナイス! プレゼン」、「ナイス! テクニック」、「ナイス! アイデア」、「ナイス! デザイン」と書かれたフィードバック用紙を配られており、作品やプレゼンの感想を伝えられる。

 教室で学んだことを発表する場でもあり、発表に緊張している様子も伺えたが、観客からのフィードバックを見て思わず笑みを浮かべるシーンもあった。

 今回、プレゼンテーションを見ていた筆者が「ナイス! ゲームアプリ」と感じた6人を紹介したい。

Pythonで初めてのゲーム作り

 LITALICOワンダー渋谷に通う”アップル”が作ったのは、緑色のワクチンで黄色のウイルスを食べるゲーム「cellgame」だ。ウイルスを食べると長くなっていくワクチンが壁にぶつからないように十字キーを使って操作していく。

 ゲームはPythonで作られており、80行程のプログラムで動いている。また、どのコードがどんな処理をしているかわかりやすいようにコメントがつけられていたり、インデントでプログラムの可読性を上げていたりしている。

 観客から「なぜ、cellgameを作ったのか?」と聞かれ「前はRubyでいろんなゲームを作っていたけど、Pythonでもっと難しいゲーム作りたかったからです」と答えた。続けて「RubyからPythonへの書き換えは戸惑いました」と奮闘しながらも、ゲームを完成させた思いを語った。

3Dで作られたフィールドに観客が驚いた 空中シューティング

 小学5年生である”まったりさん”は統合開発環境であるゲームエンジン「Unity」で3Dの空中戦ゲームを製作。プレゼンでは、謎の惑星で奇怪な生物との戦闘を描いたストーリーであるということも説明してくれた。

 デモ動画を披露すると、3Dフィールドを躍動感あふれる動きで飛び回る視点に観客は驚いていた。フィールド内を追いかけてくる四角い敵から30秒逃げるとゲームクリアで、プレイヤーは白い玉を発射して敵を押し返すことで身を守れる。

 次はどんなゲームを作りたいかと聞かれ「勉強があるからすぐには作れないけど、機会があればRPGを作りたい」と自身の目標を定めながらも、勉強をしっかりとこなしたいという小学生らしい答えを返した。

”泥棒ねこ”側で戦う「ねこVSいぬ」

 ディフェンスゲームが好きで、いままでに10種類ほどのゲームをプレイした”ちゅうへい”は「ねこVSいぬ」を発表。「にゃんこ大戦争」や「城とドラゴン」といったシステムを踏襲したゲームアプリだ。

 ”ちゅうへい”は「”いぬ”のものである骨を”ねこ”が盗んだことをキッカケに両者が戦うことになった」とゲームのストーリーを説明してくれた。

 そして意外なことに自信が操作するキャラは”ねこ”。次々と繰り出される”いぬ”の刺客達を”ねこ”を召喚して倒していく。

 キャラクターデザインを手掛けるなど、自身が好きなディフェンスゲームをこだわりを持って1から作り上げた。

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