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ワンダーメイクフェス4レポート 第2回

ゲームは遊ぶから作るへ、子ども達が作ったこだわり光るアプリの数々

2017年10月16日 20時00分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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奥行きを表現した2Dゲーム「雪合戦」

 堂々としたプレゼンでゲームアプリ「雪合戦」を紹介してくれたのは”トミー”。自身が操作するシロクマ対CPUのクマが雪合戦をするゲームだ。相手に雪玉をぶつけてヒットポイントを減らすことでゲームをクリアできる。

 シロクマが投げた雪玉が画面上部へ行くほど小さくなり、相手が投げた雪玉は画面下部へ行くほど大きくなるなど、2Dゲームでありながらうまく遠近感を表現していた。

 またシロクマに雪玉がぶつかると点滅したり、負けてしまったときに「loser」という文字を上からスクロースさせて表示させて、負けた感じを出したりとプレイする人の気持ちを考えた演出を駆使していた。

 さらに「今後は作ったゲームを人に遊んでもらい、感想を聞いて、ゲームに取り入れたいです」とユーザーの意見を取り入れる姿勢を見せた。

「ゲームセンター」を実装した拡張性抜群のゲーム

 受験勉強でなかなかゲーム製作に時間が取れなかったと語った中学3年生の”オースト”は、ミニゲームをいくつも盛り込んだ「ミニゲームbox」を発表。

 ゲームセンターにいる棒人間を操作し、好みのゲーム台で遊べる。シューティングや横スクロールアクションなどが実装されていた。

 今後、新たなミニゲームを追加していく予定だと語る”オースト”。まだ未完成らしいがゲームを追加していける拡張性の高さを観客にアピールした。

ボスのグラフィックに観客から「ナイス! デザイン」の嵐

 授業で教わったというシューティングゲームを自分なりにこだわった作品にして発表したのは”NINJA”。ボタン操作や当たり判定、体力の計算、敵が出現するタイミングなどシューティングに必要な要素の実装はもちろん、デザインも自身で手掛けたという。

 特にボスのグラフィックは圧巻で、バリアや竜巻き攻撃などのリアルな絵に観客からは「ナイス! デザイン」が多く送られていた。

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