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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第3回

ARMのIoTチップ1兆個計画に必要なこと/SlackのCEOが語る未来の働き方

2017年10月03日 12時30分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

「IoTチップ1兆個供給」 ARMの研究者に聞く、 孫正義構想の課題

ARMを買収し、「1兆個のIoT機器にチップを供給する」とぶち上げたソフトバンクの孫正義CEO。そのビジョンを実現するために解決すべき課題とは何か。ARM研究所の幹部に話を聞いた。

ソフトバンクが昨年、3.3兆円で買収した半導体設計大手のARMの研究幹部へインタビュー。日本ではARM関係者に取材した記事はあまり見かけませんが、孫社長の方針が研究部門にも根付いていることを印象付ける内容です。

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洋上風力発電所は生態系にどう影響? 意外な結果が明らかに

洋上風力発電所の建設や建設計画が増え、巨大な構造物が海の生態系に与える影響が懸念されている。発電所の土台を住処とするムール貝が増えることで、カニや魚が集まり、それらを捕食するためにアザラシがやって来るかもしれない。

欧州では大規模な洋上風力発電が建設ラッシュ。洋上に大規模な構造物を作るのだから、当然環境への悪影響も大きいのでは? と思いきや、逆にいい影響がありそうとの研究成果が報告されています。

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スラックCEOインタビュー AIの導入で働き方を もう一度変える

メールや電話が飛び交っていた職場にチャットという新しいコミュニケーション手段を浸透させたスラック(Slack)。コミュニケーションの活性化や生産性の向上といった効果をもたらす一方で、大量の情報がリアルタイムにやり取りされることで、集中力の低下や目的の情報が探せないといった課題も指摘されている。スラックのスチュワート・バターフィールドCEOに、今後解決しようとしている課題について聞いた。

IT業界では超定番のコミュニケーションツールとなったSlack(スラック)。この記事を読んで驚いたのですが、正式版が出てからたったの3年半しか経っていないんですね。「Slack疲れ」なんて言葉も昨年は流行りましたが、それをどう解消するか、CEO自ら語っています。

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脳インプラントで失明治療 米国で臨床試験始まる

カメラが捉えた画像情報を電気的なパルスに変換して、脳の視覚野の表面に埋め込んだ電極に送れば、目の見えない人でも光のパターンを知覚できるはずだ。こうした仮説に基づいた脳インプラント手術の臨床試験を、米食品医薬品局が条件付きで認可した。

脳に電極を配置する手術が必要とのことで、安全性が非常に気になりますが、安全性と効果が確認されれば画期的な取り組みとなりそうです。

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バイオテクノロジーがもたらす、人類滅亡の可能性

これまで、人類文明を破壊する力を持つのは、国家レベルの少数の人間に限られていた。しかし近い将来、遺伝子工学が普及し、より多くの人々が壊滅的な被害をもたらす細菌を開発できるようになることで、文明が短期間で終焉する可能性が格段に高くなる。

バイオテクノロジーが身近な技術になれば、それだけ悪用される可能性も高まっていきます。国家だけでなく、個人が核やミサイル並みの力を持てる時代が来るとしたら、テロ対策の考え方も根本的に変わってきそうですね。

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グーグルが超格安チップでも動く音声認識アルゴリズムを開発中

グーグルの研究チームが使い捨てできるほど安価なチップで音声認識を実現しようとしている。まだ開発中だが、クラウドに処理を頼らないことで、音声認識の用途が広がる可能性がある。

リアルタイムの音声認識には複雑処理が必要ですが、機能を限定することで低消費電力、安価なチップにも音声認識機能を持たせることができるのではないか、という取り組み。ここでも日本語の壁がありそうですが、完成すれば音声コントロールがますます身近になりそう。

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