「VAIO、法人向く。」の現在を探る 第12回
2つのSIMを使い分けることで公私の区別とコストを削減
VAIO Phone AのDSDS対応が企業にもメリットをもたらす
2017年09月20日 09時00分更新
DSDS対応が会社も社員も満足させる
金額的な面もお勧めポイントの1つだが、注目したいのがDSDS対応である。VAIO Phone AのDSDSは、LTE通信は片方のみで、もう一方は3G通話になる。このため、同じ速度での通信の切り替えというわけにはいかないが、3G音声通話は、2つの番号で同時に待ち受けできるので、たとえば仕事用とプライベート用とに電話番号を分けて利用するということが可能だ。
社員にスマホを貸与すると、社員は仕事用とプライベート用と2つのスマホを持ち歩くのはとても面倒になる。かといって、プライベートでこれまで利用していた電話番号を、会社貸与の電話番号にしてしまうのは、公私混同にもなるし会社的にもプライベートでの通話費用を負担することになりよろしくない。DSDS対応なら、会社用のSIMとプライベート用のSIMを2枚差すことで、仕事の電話もプライベートの電話も1つのスマホで受けられることになる。
最近、BYOD(Bring Your Own Device・社員が個人所有の機器を業務で利用する)を導入している企業も少なくないが、社員がVAIO Phone Aを利用してもらえれば、SIMだけを会社が支給して仕事に利用してもらい、プライベートのSIMも同時に差せば公私分けて使える。
公私で使えるとなると、心配なのがセキュリティの問題。会社の情報が漏えいしたり、危険なアプリをインストールしたり、スマホ自体を紛失してしまったりと、不安な要素は付きない。そんなときは、社員が利用する端末を一元管理するEMM(エンタープライズモバイル管理)を導入すれば、1台1台の端末の管理やアプリケーションの管理、紛失時のデータ削除などをリモートで行なえる。会社で利用するアプリは、クラウド上にまとめて仮想的に作業すれば端末側にデータが残らないので、紛失時も情報漏洩の可能性は低くなる。EMMへの登録作業もVAIO Phone Aなら、キッティングサービスのひとつとして対応できるので、大量に導入する際も情シスに負担をかけずに済む。
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