では、Legion Y720で紅蓮のリベレーターをプレイしてみて、その際のパフォーマンスを計測してみたい。
まず、紅蓮のリベレーターでは、ひんがしの国の港町「クガネ」が実装されたが、このエリアは紅蓮のリベレーターをプレイするうえで拠点となるため、プレイヤーが集まりやすい。そこで、潮風亭からエーテライト、そしてマーケットとクガネの中でもプレイヤーが密集してる地点を移動し、1分間のフレームレートを「Fraps」で計測してみた。
なお、解像度は1920×1080ドットのフルスクリーン表示で、グラフィックス設定はベンチマークと同じく最高品質と標準品質(デスクトップPC)を選択している。
サーバーにもよるのだが、テストを行なったサーバーはプレイヤー人口が多いこともあり、クガネにはプレイヤーが多く集まっている。そのため、標準品質(デスクトップPC)でも平均フレームレートは60fpsを割ってしまっており、最高品質では40fps前半にまでフレームレートが低下している。ただし、最小フレームレートは40fps弱と大きく低下しているわけではないので、街中の移動なら十分なフレームレートを維持できていると言ってよいだろう。
続いてフィールドの移動時におけるパフォーマンスも確認しておきたい。今回は、紅蓮のリベレーターで実装された目玉コンテンツである海中の移動を中心に、「紅玉海」というエリアにおいて、「碧のタマミズ」から「スイの里」までの2地点間の移動を行う際のフレームレートを計測した。
なお、解像度などの設定はクガネで行ったテストから変わっていない。その結果はグラフを見てもらえばわかる通り、平均フレームレートは最高品質と標準品質(デスクトップPC)でクガネから大きく向上。最小フレームレートも、最高品質でも50fps近くになり、快適にプレイできている。
最後にバトルコンテンツから「スサノオ討滅戦」中のフレームレートを計測してみたい。スサノオ討滅戦は、紅蓮のリベレーターで新規実装された、8人で挑むバトルコンテンツだ。今回は、このスサノオ討滅戦の開始から終了までのフレームレートを取得している。こちらも、解像度などの設定は変わっていない。
スサノオ討滅戦では、最高品質において平均フレームレートは海中移動より低下するものの、最小フレームレートは上昇するという結果になった。低下するといっても、平均フレームレートは60fps以上を維持しており、最小フレームレートも50fps半ばと十分なパフォーマンスだ。スサノオの攻撃などでフレームレートが上がりきる場面は少なく、60~70fpsでフレームレートが推移する場面が多いということなのだろう。
紅蓮のリベレーターの快適性は問題なし
デスクトップ代替機やセカンドマシンとして魅力的
以上のテスト結果から、Legion Y720は紅蓮のリベレーターを快適にプレイできることに疑う余地はない。直販価格は22万2480円と決して安価ではないが、Lenovoが発行するeクーポンを利用すれば、16万6860円と5万5000円以上も安く買える。
さらに、なんと推奨PC発売を記念して同社が特別に用意してくれたアスキー特別クーポン(本記事下部のバナーを参照)を利用すると16万186円で購入可能。実に6万2294円も割引される。SATA接続より高速なNVMe接続のSSDに1TB HDDというストレージ構成に、重量級なPCゲームも快適に動作するGTX 1060(6GB)を備えた製品と考えると、非常にお買い得だ。
また、15.6インチと持ち運びにも優れており、紅蓮のリベレーターがプレイ可能なセカンドマシンとして食指が動く人もいるのではないだろうか。
場所を取るデスクトップPCの代わりに、コンパクトに場所をまとめることができるノートPCで、紅蓮のリベレーターが快適にプレイできるマシンを探している人にとって、このLegion Y720は十分魅力的な1台と言える。
(提供:レノボ)