ここ最近、自作ユーザーからの関心が高いASRock。期待通り、Intel X299チップセットを搭載したマザーボードを多数発表。COMPUTEXの会場である南港展覧館のASRockブースを早速チェックしておこう。
展示されていたX299チップセット搭載マザーボードは、全部で6製品。おなじみのネーミングを冠したモデルが並ぶ中、注目はMini-ITXフォームファクターの「X299E-ITX/AC」だ。
ASRockといえば、LGA2011-v3対応のMini-ITXマザーボード「X99E-ITX/ac」を手掛けた実績があるが、「X299E-ITX/AC」の系統的にはその流れをくむもの。当時欠点として指摘されていたメモリースロットの本数(今回は4本)や、CPUクーラーの対応状況(「X99E-ITX/ac」では専用のNarrow ILMタイプが同梱されていた)が改善されている。
さらにストレージ周りのインターフェースをカード化することで、基板上のスペースを確保。Mini-ITXながら、十分なオンボードデバイスが確保されている。18コアの「Core Xシリーズ」を小型ケースで運用する、という自作PCも十分ありというワケだ。
そのほか、10GbLANを採用する「X299 Professional Gaming i9」を筆頭にオーバークロッカー向け「X299 OC Formula」、コスパ重視の「X299 Taichi」、さらに「X299 Gaming K6」、「X299 Killer SLI/AC」がお目見え。
これらのモデルは、まもなく発売が開始される予定。ただし、Mini-ITX「X299E-ITX/AC」は、8月頃の発売が予定されている。
この特集の記事
-
PCパーツ
COMPUTEX 2017で見つけたイカすパーツとヘンなもの -
デジタル
COMPUTEXで見つけた流行の光りモノパーツいろいろ! -
PCパーツ
COMPUTEXのADATAブースで見た、今年発売予定のNVMe対応SSDいろいろ -
ケース
SilverStoneがCOMPUTEXで小型PCケースを多数展示 -
PCパーツ
In Winブースで年内発売予定の球体型PCの試作機を見た -
スタートアップ
COMPUTEX 2017で見つけた“ワイヤレス”な欧州スタートアップ2社 -
スマホ
自撮り生放送特化スマホ「ZenFone Live」すごい! リアルタイムで誰もが美顔に -
ビデオカード
GPUをモジュール化したGALAXの外付けVGAボックスの発想がすごい -
PC
打倒ポータブック!? 物書きのための電子ペーパー搭載2in1「Boox Writer」レビュー -
VR
今冬販売予定! GIGABYTEの激しすぎるVR体感マシン!