• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

イベントレポート

注目の特集

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024April

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

夏の終わりに実施予定のオフラインイベントで収穫するために、野菜の種を植えてきた

ArcheAgeロードマップ2017発表、テーマは”種を植える”なので山梨で種をまいてきた

2017年05月16日 17時00分更新

文● 八尋/ASCII

ArcheAgeのオフラインイベントのために、種を植えてきた

ロードマップ2017を発表
テーマは“種を植える”ということで……

 ゲームオンは5月9日、同社が運営するMMORPG「ArcheAge」のロードマップ2017をメディア向けに発表した。4周年を迎えるArcheAgeのロードマップ2017のテーマは“種を植える”。ということで、ゲームオンから畑に種をまいて、その後ロードマップ2017を発表します! という連絡が来た。

 ちょっと言ってる意味が分からないんだがと一瞬思ったが、どうやら夏の終わり頃にまいた種から育った野菜を収穫するオフラインイベントを実施するかもしれないということを聞いて理解した。

当日は少し曇っていたが、畑からは富士山が見えた

結構広い!

すでに植えてある場所はすでにちょっと育っていた

 場所は山梨県南都群鳴沢村。富士五湖、西湖の近くで、畑からは富士山が見えるという、最高のロケーションだった。この日はArcheAge 日本運営プロデューサーの石元 一輝氏と共に、トウモロコシの種を植えた。なお、畑ではトウモロコシ以外も育てているということなので、どんな野菜が育っているかはオフラインイベントを楽しみにしていてほしい。

石元氏もトウモロコシの種を植える

トウモロコシの種

メディアもちょっと手伝わせてもらった

レベルキャップ解放や最上位「イフニール装備」など
ロードマップ2017

 種を植え終わった後、石元氏からロードマップ2017について説明があった。

ロードマップ2017

 まず、レベルキャップの解放。現状のレベル上限は55だが、そこから56、57というふうに上がっていくのではなく「継承者レベル」に代わる。継承者レベルは1から最大7までとなっており、継承者レベルになったり上げたりするのは何かしらの条件や必要なアイテムがあるとのこと。なお、ステータスなどは引き継がれる。

レベルキャップ解放

 継承者レベルになると、特定の既存スキルに属性を付与することができる。属性が付与されたスキルは、スキル自体の性能が変化し、様々な戦闘スタイルを楽しむことができるという。1つの属性につき合計6個の継承者スキル(1つの適性につき3つまで、各々属性は2種類)を付与することができる。なお、一度属性を付与して性能が変化したスキルは、変化前のスキルを使用することはできなくなる。

継承者レベル

継承者スキル

 装備は、現状の最上位の「エアナード装備」のさらに上位となる「イフニール装備」が登場。イフニール装備は、エアナード装備を分解すると手に入る「マナ」と新規マップで手に入る素材を使って作成可能で、黒曜石装備7段階以上の強さとなる。

イフニール装備

 また、強化の上限も上がり、現状の最高強化等級「神話」のさらに上位「太初」が登場。等級の上げ方は今までと同様とのこと。加えて、現状の等級「叙事」「伝説」「神話」の性能倍率とクレセントストーンスロットに調整が入る。詳細は以下の通り。

等級の詳細
等級 性能倍率 クレセントストーンスロット
叙事 1.65→1.7 7
伝説 1.8→1.9 7
神話 2 7→8
太初 2.1 9

太初等級が追加

 装備の制作方法にも改善が入る。装備は現在作成すると封印された状態で手に入り、その封印を解放する際に属性がランダムで付与される。装備品の改善では、ランダムに付与されていた属性を任意で選択できるようになる。ただし、必要な素材のハードルは上がる予定だという。

製造法の改善

 クラーケン装備はドロップ品から上位装備にアップグレードすることが可能になる。レッドドラゴン装備は、ドロップするもののランクが下がり、アップグレードすると、現在ドロップしている装備と同等になる。

クラーケン装備やレッドドラゴン装備の仕様を改善。ほかの武器にも改善を加える場合もあるとのこと

 そのほか、投票で英雄に任命されたキャラクターへ30日間配布される武器「英雄武器」が追加される。英雄武器は特殊スキルを発動すると、周辺の敵プレーヤーを跪かせることができるほか、有用なバフを1個削除できるという、かなり強力な武器となる。

 プレート装備の性能向上も実施予定で、防御力と抵抗力のバランスが改善される。革と布のセット効果の弱体化も実施する。

英雄武器の追加やプレート装備の性能向上も発表

 貿易も改善され、改善後は外洋貿易が重要になる。内陸貿易についてはあまり変わらず、生産物を納品したら一律の報酬をもらえるが、一定個数以上を納品すると利益率が下がっていき、いつか損をするようになってしまう。この利益率を戻すためには、納品した物をほかのプレーヤーが買い取って敵の勢力の大陸へ海を渡って納品しにいかなければならなくなる。

 これは、現状安全な内陸貿易が人気であまり外洋貿易が行なわれていないので、外洋貿易を盛んにするための施策だという。その代り、エントリープレーヤーでも外洋貿易できるよう安全な海洋貿易をするための巡航船を設置する。貿易時の通貨発送時間も短縮されるという。

貿易の仕様が変わる

新マップ「ホエールソング湾」と「海の燈台」が登場
両地域でタワーディフェンス形式の勢力コンテンツを導入

 新マップについては、旧大陸とサイレント海に新規エリア「ホエールソング湾」と「海の燈台」が追加される。ホエールソング湾は、住宅が設置可能で、海の燈台は不可となっている。また、両地域でタワーディフェンス式の勢力コンテンツを導入予定。推奨レベルは、継承者レベル1~3くらいと高めになるという。

新規エリアも発表

 住宅は、既存の小型住居が増築可能に。小型住居が2階建ての建築物になり、1階に苗床を設置できる機能を2か所追加する。

小型住居の拡張

 そのほかの調整事項として、血盟員、遠征隊員の建築物の位置を確認できるようになる。装備図鑑の改善も実施され、装備アイテム以外の各種ペットアイテムなどの様々なアイテムを確認できるようになる。また、序盤クエストを大幅に削除し、新規地域種族のクエストを追加予定だ。

マップ改善や序盤クエストの改善も発表

 以上が今回発表されたロードマップ2017の詳細だ。なお、正確な実装時期は未定だが、すべてを2017年内に実装する予定だという。プレーヤーにとって気になる追加・改善点が多いと思うので、さらに詳細な情報の公開を楽しみに待っていてほしい。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう