休日には車でお出かけし、仕事でも車で移動する機会が多い方も多いはず。そして、自家用車にはカーナビが付いていてもセカンドカーには非搭載、さらに営業車やレンタカーがカーナビ非搭載ということも多々あります。
そんな時でも、Xperiaをカーナビ代わりにすればとても便利です。Androidスマホは通常Googleマップが標準でインストールされているため、いつでも自分の位置を確認できるうえ、ルート探索もしてくれるのでとても重宝します。しかし、実際に車で運転中に使いづらいと思ったことはありませんか?
Googleマップはリアルな地図アプリなこともありカーナビとしては情報が多すぎたり、いざというときに必要な情報が少なかったりと物足りないことがあります。そんな場合は、カーナビ専用アプリを使うと快適です。
今回はカーナビアプリのひとつ「Yahoo!カーナビ」と専用リモコンがとても便利だったのでご紹介します。Yahoo!カーナビは、基本無料で使えるアプリで、もちろんXperiaにインストールすればいつものようにタッチ操作で使えます。
しかし、実際に車のダッシュボードにXperiaを取り付けるとハンドルとの距離があるのでうまく操作できなかったり、操作を間違えてしまうことも多々あります。そんな時はハンドルから手を離さずに操作できる「ナビうま ハンドルリモコン for Yahoo!カーナビ リモコン」が必須アイテムです。ちなみに運転中のスマホ操作は危険かつ交通違反になりますので、スマホは安全な場所に停車してから操作してください。
パッケージには、リモコンとアタッチメント、ベルトが入っています。リモコンのサイズは約35×70×15.5mmとかなりコンパクト。電源はバッテリーではなく、底面のフタを開けてコイン型のCR2032電池を入れて利用します。公称値では常時電源オンで約5~7ヵ月、自動スタンバイモードにすると約10~12ヵ月動作するようです(使用目安は1日約1.5時間利用時)。
一般のBluetooth機器と同じようにXperiaとペアリングをするのかと思いきや、アプリのメニューから“リモコン接続”をオンにして、リモコンの電源を入れてペアリングする仕組みです。登録できるのは1台までで、利用するXperiaを変更してしまうと再度の登録が必要です。
さて、さっそくリモコンをハンドルに取り付けてみましょう。まずハンドルにベルトを巻きつけてアタッチメントを固定します。この際、アタッチメントが外れたりグラグラしないことを確認します。そして、最後にリモコンをフックに差し込んでスライドしてハメればOKです。ただし、カッチリとロックはされないようで、不意に下から手を当ててしまうとポロっと落ちてしまう可能性もあるので注意が必要です。
ユーザーのハンドルの持ち方によって扱いやすい場所に自由に設置できるので、自分の運転スタイルで邪魔にならないところに付けるのがポイント。実際に使ってみるとなかなかに便利です。
リモコンのボタンをダイレクトに押すことで、地図を上下左右にスクロールしたり、拡大縮小、音声検索、戻る(キャンセル)といった操作が直感的に行なえます。しかも反応も上々で、慣れてしまえば手元を見なくても思い通りに動かせるようになります。
音声検索ボタンはYahoo!カーナビの音声検索を起動して、そのまま声で行きたい目的地を言えば探し出してくれます。現在地ボタンを長押しすれば登録済みの自宅へのルートをサクっと表示してくれるので、出先からの帰宅時に煩雑な操作も不要です。
ハンドルから手を放さずに、ちょいちょいっと操作できるのが最高にラクです。シンプルでサクサクの操作系はとても良くできていて、ハイエンドカーナビのように色々と機能はあるけれど、覚えきれなくて結局ほとんどの機能を使わなくなってしまった……ということもまずありません。
Yahoo!カーナビアプリ自体のデキが非常によく、地図やルート探索もシンプルでわかりやすく、きちんと音声つきで目的地まで案内してくれるあたりはさすがです。難点を挙げるとすると、当然データ通信しつつ地図表示を更新していくため、電波状況が悪い場所で拡大縮小操作をするとキャッシュされていない地図情報が出てこずに困ったこともありました。
また、アプリは無料だとしても「ナビうま ハンドルリモコン for Yahoo!カーナビ リモコン」は実売4300円前後となかなか良いお値段。さらにXperia内の音楽を再生したり、Google検索に使ったりという汎用的な使い方もまったくできません。純粋に「Yahoo!カーナビ」のみにしか使えないということで、ある程度の割り切りも必要です。
オマケになりますが、アプリに「アイドルマスターシンデレラガールズ」とコラボし、アイドルたちが案内してくれる「きせかえボイス」もあるので、プロデューサーさんなら毎日使えばすぐにリモコンの元もとれますね!
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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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