オープンイノベーションの解がわかる 大手とスタートアップの新規事業 共創カンファレンス4/25開催

　2017年4月25日、スタートアップ・コミュニティーを運営するCreww（クルー）主催による、“OPEN INNOVATION CONFERENCE 2017”が虎ノ門ヒルズ フォーラム5Fで開催される。

いま問われるオープンイノベーションの必要性

　新規事業の創出と加速、新しいビジネスモデル、テクノロジーへの対応、イノベーター人材の育成、自前主義の脱却、新サービスの導入など、大手企業がベンチャースタートアップとの共創“オープンイノベーション”に乗り出す必要性がますます増してきている。

　Crewwはパナソニックやセブン銀行、東京メトロ、キヤノンマーケティングジャパンなど過去80社以上の大手企業と共同でオープンイノベーションのプログラムを実施し、300件以上のスタートアップ企業と事業化を実現してきた、スタートアップだ。今回、そのノウハウを集結し、初となるイベントを開催する。3つのトークセッションには、それぞれ大きなテーマと、ここでしか手に入らない秘話、秘策を詰め込み、アフターパーティーでは大企業との協業に積極的に取り組む、前のめりなスタートアップの最先端トレンドに直接触れることができる。スタートアップとの新規事業創出に関わる者には見逃せない機会だ。

　大手企業とスタートアップ、ベンチャー企業の間で行なわれる共創プログラムのひとつにアクセラレーションプログラムがある。大手企業の自社のアセット、経営リソースをスタートアップ企業のビジネスモデルと掛け合わせて、新しいビジネスを生み出すプログラムだ。いま多くの大手の事業会社によって、アクセラレータープログラムが実施されている。しかし必ずしも成功しているところばかりではない。スタートアップ、ベンチャー企業とのビジネス規模、スピード感の違いなどからによる失敗談も聞かれる。

オープンイノベーションを成功に導く、3つのセッション

　今回のカンファレンスでは国内外のオープンイノベーションプログラムや事例、取り組みを3つのセッションで読み解き、紹介するなど、多くの実践的な事例を知れる場となる。日本のオープンイノベーションの現状の把握から、大手とスタートアップの間に生じる失敗しやすいポイントも見えてくるはずだ。

　セッション1は“大企業が捉えるオープンイノベーションの本質”として、東京地下鉄、キヤノンマーケティングジャパンが実例をもとになぜ取り組みを行なったかを語る。

　セッション2“今、必要とされるアクセラレーター”ではアメリカ、ヨーロッパのアクセラレーターを招き、世界でいまトレンドとなっている事例を学び、日本国内でこれから必要が高まる人材像に迫る。

　セッション3は“事例から読み解くオープンイノベーション”として、セブン銀行、ドレミングをゲストに大手企業の担当者とスタートアップの代表が共創事業を生むまでの手法や実現の秘訣をお披露目する。

最新ビジネスモデルがわかるスタートアップの展示

　注目は“Creww Award 2017”の発表だ。Crewwの提供するオープンイノベーションプログラムの中から、大手企業とスタートアップ企業による協業305件のうち、事前審査を通過した7件の中から、事業の成長性、シナジー、将来性ある事例を表彰するアワードだ。数多くの実例をもつ、Crewwのオープンイノベーション成功事例の中でも特に実績を得られた案件が決まる。

　またアフターパーティーでは40社のベンチャー、スタートアップ企業が展示ブースを設けて、自社のサービス、プロダクト、技術をデモで紹介展示する。

　これから自社でオープンイノベーションを導入、また実施している企業にとって有益な情報が得られるはずだ。

開催概要
名称：OPEN INNOVATION CONFERENCE 2017
日時：2017年4月25日（火）
　　　14:30～21:00（開場 14:00）
場所：虎ノ門ヒルズ フォーラム 5F
　　　東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5階
チケット：8500円(同時通訳レシーバーレンタルは8900円)
主催：Creww株式会社

■関連サイト
OPEN INNOVATION CONFERENCE 2017

（提供：Creww株式会社）