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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第503回

桜満開のお寺で春らしい猫風景

2017年04月07日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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キジトラ猫がいっぱい集うお寺にて

 さてお次は別の寺。この日は猫のいる寺に恵まれてたのである。

 日がカゲってきて、今日はここを最後にしようと訪問した古刹にも猫が何匹かいたのであった。

本堂を中心に猫たちがくつろいだり遊んだりしてる。ちょうど猫が活動的になる時間だ(2017年4月 富士フイルム X-T2)
本堂を中心に猫たちがくつろいだり遊んだりしてる。ちょうど猫が活動的になる時間だ(2017年4月 富士フイルム X-T2)

 お寺の人に挨拶したのをいいことに、このあと這いつくばりっぱなし。実際にはしゃがんでチルトしたモニター見ながら撮影。

 不用意に近づくと逃げちゃうのでそっと様子を伺ってると、どうにもこうにもこちらを気にしてるヤツがいる。

 キリっとした顔のキジトラ。わざわざ近くに来てじーっとこっちを見てるのだ。こっちもしゃがんで猫目線になってカメラごしにじーっと見つめ返す。ニラんでるように見えるけど、そういうわけではないのである。

きりっとしたいい顔をしてるキジトラ。猫の目の高さで見つめ合ってる感を出してみた。背景に日差しが当たってて春らしい色なのがポイント(2017年4月 富士フイルム X-T2)
きりっとしたいい顔をしてるキジトラ。猫の目の高さで見つめ合ってる感を出してみた。背景に日差しが当たってて春らしい色なのがポイント(2017年4月 富士フイルム X-T2)

 もう日も暮れそうだしあまり長居してもいかんかなと歩き出すと、別の猫がこっちの動向を追うようにとことことやってくる。近づきすぎず、ちょっと離れたところでこちらを観察してるのだ。

 ああそういうことをされると気になって帰れないではないか。

 そこで振り返って這いつくばって1枚。

猫の後ろにはタヌキ像。数珠をもってるところがお寺っぽい(2017年4月 富士フイルム X-T2)
猫の後ろにはタヌキ像。数珠をもってるところがお寺っぽい(2017年4月 富士フイルム X-T2)

 さすがに日が暮れてきたので駅へ向かうことに。

 駅へはお寺の裏口から出ると近いのだが、そちらは閉鎖されていた。残念である。

 しょうがないので遠回り。

 山門から外に出て、お寺の脇の道をぐるっと回りこんで駅方面へ向かうと、閉まってた裏門のあたりに何やら気配が。

 またしてもキジトラだ。

門の隙間から出ようとしてたのか、ちょうど目があったので隙間から見つめ合ってみた(2017年4月 富士フイルム X-T2)
門の隙間から出ようとしてたのか、ちょうど目があったので隙間から見つめ合ってみた(2017年4月 富士フイルム X-T2)

 なんかカワいい顔してこっちを見てる。

 私の様子を見に来た、というよりは、裏門から外に出て遊ぼうと思ったら、私と目があって「なんでまたそこにいるんだ?」となった顔である。

 さっきの猫がこっちまで追ってきたか? と思いきや別の猫。写真で見比べると目元やおでこの模様が微妙に違う。キジトラ一家が大勢いるに違いない。

 見た目はそっくりだけどよく見るとみんな違うのだなと妙に感心したのでありました。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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