こじんまりしつつも頑丈で防塵・防滴仕様
スペックの詳細については、既報を見てもらうとして、ボディーのあちこちを見ていこう。
イメージセンサーは2430万画素(APS-C、ローパスレス)。画像処理エンジンとアクセラレーターはPENTAX K-1と同様のものを搭載している。
また、手ブレ補正は、センサーシフト方式の「SRII」で、最大5段分。といった具合なのだが、サイズは幅131.5×奥行き76×高さ101mm、本体重量643gとコンパクトでありつつ、防塵・防滴仕様で、マイナス10度までOKの防寒仕様も備えている。
明るい場所でも撮影してみた
先に述べているように、ISO 6400まではノイズを気にする必要もないほどであり、ISO AUTOで100~6400に設定して、構図に集中しやすいのも魅力だ。
ここでシャッター周りについて触れておくと、メカニカルシャッターと電子シャッターを選べ、電子シャッターでは1/24000秒まで可能であり、晴天下での撮影幅が広がる。
また、ライブビュー撮影やミラーアップ撮影も可能なので、静音要求が増え気味な昨今ではうれしい限りだ。
メイン機にもお散歩用カメラにもなりそう……店頭で触ってみよう
PENTAXボディーユーザーであれば、サブ機にもなるし、撮影ジャンルによってはメイン機になってくれそうな気配のあるPENTAX KP。
他メーカーがメインになっている人の場合は、高感度シーン用に検討することになるが、コンパクトで軽量、見た目がステキなので、お散歩用も兼ねて検討するのもいいだろう。
ともあれ、すでに販売がスタートしており、ハンズオンするチャンスも多い。CP+ 2017では体験ブースもあり、会場に行くのであればPENTAXブースに立ち寄ってほしい。
また量販店でもハンズオンできる場所は多いと思われるので、ペタペタと触って相棒になるか確かめてほしい。