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ISO 819200まで上げられる一眼レフ「PENTAX KP」で夜間実写レビュー!

2017年02月25日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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こじんまりしつつも頑丈で防塵・防滴仕様

本体上部。設定用ダイヤルがありがたく、レバーでOVF/EVF/録画モードの切り換えできるのが、状況に応じての変更がしやすくていい

本体上部。設定用ダイヤルがありがたく、レバーでOVF/EVF/録画モードの切り換えできるのが、状況に応じての変更がしやすくていい

本体背面。右端の出っ張りでグリップ感がいい

本体背面。右端の出っ張りでグリップ感がいい

グリップ周辺。グリップはSサイズが付属。M/Lサイズは別売りなのだが、だいぶ昔にあった自分で削り出せるグリップは登場するのか気になるところ。また縦配置のダイヤルがステキ

グリップ周辺。グリップはSサイズが付属。M/Lサイズは別売りなのだが、だいぶ昔にあった自分で削り出せるグリップは登場するのか気になるところ。また縦配置のダイヤルがステキ

左側面にもハードウェアボタンがある。覚えてくると使いこなしてる感マシマシで楽しい

左側面にもハードウェアボタンがある。覚えてくると使いこなしてる感マシマシで楽しい

プレビューパネルは引き出せる

プレビューパネルは引き出せる

 スペックの詳細については、既報を見てもらうとして、ボディーのあちこちを見ていこう。

 イメージセンサーは2430万画素(APS-C、ローパスレス)。画像処理エンジンとアクセラレーターはPENTAX K-1と同様のものを搭載している。

 また、手ブレ補正は、センサーシフト方式の「SRII」で、最大5段分。といった具合なのだが、サイズは幅131.5×奥行き76×高さ101mm、本体重量643gとコンパクトでありつつ、防塵・防滴仕様で、マイナス10度までOKの防寒仕様も備えている。

明るい場所でも撮影してみた

ショータ(編集部員)の肩やメガネの質感あたりが判断基準にしやすいだろう。Mモード、1/250、F5.6、ISO6400、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオート

ショータ(編集部員)の肩やメガネの質感あたりが判断基準にしやすいだろう。Mモード、1/250、F5.6、ISO6400、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオート

Avモード、1/50、F6.3、+0.7EV、ISO200、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオフ

Avモード、1/50、F6.3、+0.7EV、ISO200、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオフ

PRIME IVと約8.6万画素RGBセンサーによるリアルタイムシーン解析は、蛍光灯下やミックス光下でよく体感できる。Avモード、1/50、F6.3、+0.7EV、ISO800、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオフ

PRIME IVと約8.6万画素RGBセンサーによるリアルタイムシーン解析は、蛍光灯下やミックス光下でよく体感できる。Avモード、1/50、F6.3、+0.7EV、ISO800、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオフ

思いっきりチェック用のカットだが、露出制御、ホワイトバランスともに良好。Tvモード、1/13、F4、+0.7EV、ISO100、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオフ

思いっきりチェック用のカットだが、露出制御、ホワイトバランスともに良好。Tvモード、1/13、F4、+0.7EV、ISO100、JPEG(ナチュラル)、AWB、NRオフ

 先に述べているように、ISO 6400まではノイズを気にする必要もないほどであり、ISO AUTOで100~6400に設定して、構図に集中しやすいのも魅力だ。

 ここでシャッター周りについて触れておくと、メカニカルシャッターと電子シャッターを選べ、電子シャッターでは1/24000秒まで可能であり、晴天下での撮影幅が広がる。

 また、ライブビュー撮影やミラーアップ撮影も可能なので、静音要求が増え気味な昨今ではうれしい限りだ。

メイン機にもお散歩用カメラにもなりそう……店頭で触ってみよう

 PENTAXボディーユーザーであれば、サブ機にもなるし、撮影ジャンルによってはメイン機になってくれそうな気配のあるPENTAX KP。

 他メーカーがメインになっている人の場合は、高感度シーン用に検討することになるが、コンパクトで軽量、見た目がステキなので、お散歩用も兼ねて検討するのもいいだろう。

 ともあれ、すでに販売がスタートしており、ハンズオンするチャンスも多い。CP+ 2017では体験ブースもあり、会場に行くのであればPENTAXブースに立ち寄ってほしい。

 また量販店でもハンズオンできる場所は多いと思われるので、ペタペタと触って相棒になるか確かめてほしい。

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