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デスクトップPCの油没冷却に再挑戦! 第3回

「A10-6800K」油没リベンジで“普段使いはOK”を達成

2017年02月26日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII.jp

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常用できそうなラインを探る

 まずは、4.2GHzまでクロックが上昇する負荷を継続的にかけたらどうなるかを見てみた。先にも触れているように、一気に温度は上昇してしまうが、アイドルになるとこれも一気に温度が下がる動きを見せた。ただ起動時間が長い場合は油温が上昇してしまい、CPU温度も上昇するというのは、夏場の空冷事情と同じだ。

OCCT 4.4.2を21分した結果。最終的にCPU温度は85度前後になった。フルロードの場合は油10kgでも厳しい

YouTubeにあるフルHDの動画を3時間再生した場合はどうだろうか。使用率は低いため、約64度キープに落ち着き、TDP 100WのAPUとしてはアリな温度になった

Catalyst Control Centerでトップクロックを3.2GHzに押さえて、OCCT 4.4.2を実行してみたところ、10分ほどで75度に落ち着いた。クロックをやや押さえておけば、常用レベルならば問題なさそうだ

 対流はどうだろうか。サーモグラフィーの「FLIR One」でチェックしてみたところ、油の上層部と下層部での温度差を確認できた。動画視聴やウェブブラウズに問題はなく、もちろん、突発的なシャットダウンもなく、良好な動作を見せてくれた。

8時間連続YouTube再生前の状態。アイドル時のクロックは2GHz

8時間経過時点での温度。全体的に温度が上昇してしまっているが、温度差があり、冷却はできている

再生テスト中の様子

 また追試として、そのまま8時間連続YouTube再生のあと、3時間追加していたが、CPUと油の温度上昇はごくごくわずかで、トップクロックを3.2GHzに抑えた状態で、継続的な高負荷をかけない限りは、油10kgでなるべく深度を稼げばいいようだ。ただ室温は22~24度であったため、夏場については、さらにトップクロックを下げる必要があるだろう。

8時間連続YouTube再生のあと、アイドル放置をしてみたところ、CPU温度は約60度に落ち着いた

YouTube再生テストあとに、1度シャットダウンし、10分ほど放置してからUEFIで温度を見てみた。ゴムコーティングで妙に温度が高くなってはいなかった

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