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シェアしたくなる確定申告情報 第4回

確定申告に便利な勘定科目一覧、迷いやすい会費やガソリン代も解決

2017年02月17日 09時00分更新

文● 山口/ASCII

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 決算書に取引を記録する際に、「取引日」や「金額」と同様に欠かせないのが「勘定科目」です。勘定科目とは、その取引がどういった内容のものかを分類したものなわけですが、おもにどういった科目があるのでしょうか?

以下の表をチェック!

おもな勘定科目一覧
仕入販売するための商品や原材料の購入金額
仕入返品商品や原材料を返品した金額・値引き額
給料賃金従業員への給料・賞与など
外注工賃外注先への支払い
地代家賃家賃、月極め駐車場代など
租税公課印紙代や市役所等行政へ支払う手数料など
荷造運賃商品発送の運賃や梱包費用など
水道光熱費水道・電気・ガス料金など
旅費交通費電車賃・バス/タクシー代・宿泊費など
通信費電話・インターネット料金、はがき代など
広告宣伝費宣伝用のチラシ・試供品など
接待交際費取引先との飲食・慶弔費用など
損害保険料事業用設備・物品への損害保険料
消耗品費短期間で消費する事務用品など
税理士・弁護士報酬税理士や弁護士への支払い
支払手数料振り込み手数料など
新聞図書費書籍や雑誌の購入費用
車両費自動車のガソリン代や維持管理費用
研修費イベント・セミナー参加費など
会議費会議や打ち合わせの飲食代・会場料金など
諸経費入会費・年会費など
固定資産1年以上使用する10万円以上の備品や機器
雑費他の科目に当てはまらない費用

※表が正しく表示されない場合は、オリジナルサイトをご覧ください。


 科目の分類は、絶対に間違ってはいけないというわけではありません。トータルの金額が間違っていなければ、基本的には問題ありません。

 ただし、ある取引では電車賃を「旅費交通費」としたのに、別の取引では「雑費」に分類した、ということは避けましょう。同じお金の使い道の取引は、必ず同じ科目に分類するようにしましょう。

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