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プレビューイベント「New Horizon」でAMD Ryzenデスクトッププロセッサーが展示された

AMD、「Zen」コアベースの次世代デスクトッププロセッサー「Ryzen」を発表

2016年12月14日 14時48分更新

文● 田沢/ASCII

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 AMDは12月14日、2017年第1四半期の正式発売に先立ち「Zen」コアアーキテクチャーをベースにした次世代高性能デスクトッププロセッサー「Ryzen」を発表した。

 Ryzenは、ZenベースのデスクトップPCやノートブックPC向けのプロセッサーブランド。Ryzenには、クロックあたりの命令数が40%以上の顕著な増加を可能にするというSenseMIテクノロジーが組み込まれている。

 AMD コンピューティング&グラフィックスグループの上級副社長兼ゼネラルマネージャーのジムアンダーソンは次のように述べている。
「デスクトップ市場は、VR、3Dモデリング、eスポーツのように新しく、高い処理能力およびグラフィックパワーを必要とするシステム要件の厳しいユースケースへの変化に飢えています。Ryzenプロセッサーは、これらの分野で優れた性能を発揮し、必要なイノベーションをもたらすように設計されており、デスクトップPCの競争力にもつながる」

 米国時間13日に開催されたプレビューイベント「New Horizon」では、3.4GHzで動作する8コアで16スレッドのAMD Ryzenデスクトッププロセッサー「Q1 2017」が展示された。デスクトップ向けのAMD Ryzenプロセッサーは2017年第1四半期に発売予定で、AMD Ryzenノートブックプロセッサーは2017年の下半期に発売予定だ。

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