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ムンバイ・フィルム・フェスティバルにて発表

AMD、32台のカメラに対応した最先端のVR撮影装置でインド映画のプロモーションビデオを撮影

2016年10月27日 13時48分更新

文● 田沢

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 AMDは10月23日(現地時間)、ムンバイ・フィルム・フェスティバルにて360度ビデオと新しいVRテクノロジーを展示した。

 AMDはVR撮影カメラ「bb360cc」と、最先端の360度ビデオ・スティッチング・ソフトウェアを新たに開発。これにはコンテンツ制作向けグラフィックカード「Radeon Pro Graphics」が使用されている。

 bb360ccはリアルタイムのVRプレビューと最大32台カメラに対応する。また、AMDが開発した「Project Loom」ソフトウェアを使用して、360度ビデオのスティッチングをリアルタイムかそれに近い速度で実現した。これにより、従来の方法に比べて作業時間が短縮された。Project Loomは、今年末までにオープンソースとしてコンテンツ・クリエイター向けに提供する予定だ。

 この技術で、S・S・ラジャムーリ監督によるインド映画「Baahubali: The Conclusion」のプロモーション・コンテンツが制作された。S・S・ラジャムーリ監督の下、Arka Media WorksとAMDのRadeon Technologies Groupは、360度動画「On the Sets of Baahubali」と、VRエクスペリエンス「The Sword of Baahubali」の2つのコンテンツを制作した。

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