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低価格ながら期待が高まるスペックの「Critea VF-HE11」の実力やいかに?

2016年12月06日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●オオタ/ASCII.jp

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 デフォルトの装備で必要な要素はほぼ揃いながら、9万円程度で購入できるコスパの良さをほこる「Critea VF-HE11」。CPUは十分なスペックと思われるが、GPUがNVIDIA GeForce 940Mと、少し前のものとなるため、その描写性能が気になるところ。そこで今回は定番のベンチマークテストを実施し、全体的な性能を検証してみた。

 まずはPC全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「3DMark」を用いて、性能をチェックしてみた。

PCMark 8によるパフォーマンスチェック

 総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home」「Creative」「Work」の3種類のチェックを行なった。

ブラウジングやビデオチャットなどの通常作業におけるパフォーマンスを測るHome Acceleratedの結果

3Dゲームや画像処理ソフトなどのパフォーマンスを測るCreative Acceleratedの結果

Web閲覧や文書作成などのパフォーマンスを測るWork Acceleratedの結果

 スコアは「Home」が3247、「Creative」が3904、「Work」が4281となった。「Creative」のポイントが若干低い気もするが、大きな問題になるようなスコアではない。

3DMarkによるパフォーマンスチェック

 3Dグラフィックスについては、NVIDIA GeForce 940Mの性能がどの程度であるかが気になるところ。ゲーミングPCのような3D性能までは望めないが、それほど悪い結果にはならないだろう。そのパフォーマンスを測るため、3DMarkによるテストを行なった。

Fire Strikeの結果

Sky diverの結果

 スコアは「Fire Strike」で1413、「Sky diver」で5581となった。やはり少し物足りないスコアになったが、リーズナブルなノートPCとしてはまずまずのスコアといえる。

CINEBENCHでCPU負荷テストを行なう

 実際の3Dグラフィックスのレンダリングなどのベンチマークテストが行なえる「CINEBENCH」。このソフトではCPU性能などを測ることができる。ベンチマークのスコアは下記のような結果となった。

「CINEBENCH」のOpenGLのテスト結果

CPUのテスト結果

 グラフィックスAPIのOpenGLは33.09ポイント、CPUの性能テストでは294ポイントという結果となった。クアッドコアのCore i7搭載PCにはかなわないものの、本機のCPUとGPUから想像していたポイントよりは良好なポイントになっている。

「ドラゴンクエストX」ベンチマーク

 3Dグラフィックス性能が若干不安であるが、実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲームのベンチマークで本機のパフォーマンスを見てみよう。おなじみの「ドラゴンクエストX」ベンチマーク。

 「CINEBENCH」の結果を踏まえ、高画質で問題なく動くだろうという推測のもと、1920×1080の解像度で標準品質と最高品質で計測した。

1920×1080 標準品質 スコア4,586

1920×1080 最高品質 スコア3,444

 ゲームの中でもそれほど負荷の高くない「ドラゴンクエストX」ベンチマークでは、標準品質・最高品質ともに普通という結果が得られた。標準品質でプレーしても特に支障はないと思われる。低品質に落とせば5000ポイント以上のスコアが得られたので、より快適に遊ぶことができるだろう。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマーク

 高いグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマーク。さすがにこのクラスのゲームとなると厳しいと想像されたので、まずは1920×1080の標準品質で計測してみた。

1920×1080 標準品質 DirectX 11 スコア2469

1920×1080 高品質 DirectX 11 スコア1430

 このベンチマークでは7000ポイントで快適なプレーができるとされているので、若干厳しい結果となったが、標準品質でも十分遊べるスペックだ。もし動作が不安定な場合には、解像度を落とすといい。

「ドラゴンズドグマオンライン」ベンチマーク

 こちらも高いグラフィックス描画能力が求められる「ドラゴンズドグマオンライン」ベンチマーク。1920×1080の解像度で標準品質で計測してみた。

1920×1080 標準品質 DirectX 11 スコア1666

1920×1080 低品質 DirectX 11 スコア1733

 こちらのベンチマークでは標準品質で設定変更を推奨されてしまった。解像度を落として低品質でも試してみたが、それほどスコアはよくならなかった。

1280×720 最高品質 DirectX 11 スコア2949

 解像度を1280×720にすると、評価は普通となった。若干迫力が落ちてしまうが、快適に遊びたいのであれば、解像度を落とすことをオススメする。

 全体の感想としては、若干グラフィック性能に不安は残るが、この価格で15.6型ディスプレーを搭載し、ディスクドライブも標準装備、接続端子も十分な数を備えている「Critea VF-HE11」はとてもリーズナブルに感じた。必要な要素が一通り揃っていることも評価できる本機は、予算を抑えつつ、より高い性能のPCをと考えている人には検討する価値があるPCだ。

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