企業間の人材レンタル移籍サービスで初の取締役レンタルが決定
テクノライブとLOUPEが「LoanDEAL」を介したレンタル移籍で合意
テクノライブとLOUPEは11月7日、企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を介したレンタル移籍で合意したと発表。テクノライブ取締役の後藤幸起氏が6ヵ月間、週3日の頻度でLOUPEに参画し、組織開発・営業体制の構築業務にあたる。
LoanDEALは、出向制度を活用してイノベーション能力を開発する人材育成のプラットフォーム。気鋭のベンチャー企業をはじめ、さまざまな業界のプロジェクト情報を紹介するという。
レンタル移籍は、出向などの企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組みのこと。貸出企業の人材育成、受入企業の人材増強を目的として活用されている。
新規事業開発のノウハウを蓄積したいテクノライブの意向と、事業が拡大フェーズへと推移しつつあるLOUPEの体制強化ニーズが合致し、今回の取り組みが成立した。なお、企業の取締役がレンタル移籍するのは初めてのケースとのこと。
後藤氏は、豊富なマネジメント経験を活かしてLOUPEの組織開発および営業活動を実施。一方でLOUPEからはベンチャー企業の拡大期における意思決定やビジネス開発のプロセスを経験する機会が提供されるという。