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目指せ3回目の王座! ミクGTプロジェクト9年目の挑戦! 第7回

SUPER GT唯一の海外戦・タイでミクAMGは8位完走

2016年10月29日 17時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp 撮影●加藤智充

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関係者インタビュー

安藝貴範 代表

 今回は完敗でした。前戦の鈴鹿でちょっと周りに追いつけたかなと思ったんですが……。クルマの本来のポテンシャルが出せているのかどうか、まだ検討すべきところがありますね。重量(ウェイトハンデ)も原因ひとつかもしれません。ほかのクルマの速さをみていると、次のもてぎがAMGに合っているかどうかわかりませんが、やれることはまだあると思うので、次に向けて対策を練っていきます。

片山右京 監督

 結果から言うと残念なレースでした。GT3勢ではGT-Rが速かったし、マザーシャーシ勢はタイヤ交換をしなくてもあれだけ速く走れる。ちょっと勝負権がなかったですね。今回、ウェイトハンデで66kg積んでいたし、ほかのタイヤも速かった。今シーズンを通してクルマを見てきて、良いところと悪いところも分かってきたので、できることをミスなく遂行してなんとかするしかありません。次の2連戦では巻き返したいですね。

谷口信輝 選手

 重量のせいなのかはわかりませんが、とにかく速さが全然なくて。9番手でスタートして8位でゴールできましたが、これは地道に走って生き残っていたというだけで、ラッキーな8位です。この状況は本当に良くない。特にみんなセクター1が速かったんですが、次戦もてぎもこのセクター1のようなサーキットなので、速さを取り戻していかないといけません。

片岡龍也 選手

 スタートしてからキレの良い走りもできず、淡々と走るしかありませんでした。とはいえ、途中はトップグループから離されなかったからチャンスがあるかもと思いましたが、勝負権を持つことができませんでした。クルマのバランス、ポテンシャル、あらゆるものが平均点で、悪くもないけど良くもないという状況です。むしろ問題があったほうが、直せば速くなるんですけど、何もないので。ちょっと深刻ですね。


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