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破損覚悟のIntel Compute Stick大改造実験 第4回

Core m版スティックPCには油没冷却がとても効果的!!

2016年10月27日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) ●編集/北村

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エンジンオイルを注ごう!

 というわけで、油を注いでいく。今回は、自動車用の化学合成オイルMobil 1 0W-20を採用した。日清キャノーラ油先生じゃないのかといった声も聞こえてきそうだが、第3回の結果を思い出してほしい。

 70度近くまで上昇することが予想されるため、そうであれば、70度付近で粘度がもっとも低くなるMobil 1 0W-20のほうがキレイに循環し、冷却効果を期待できる。

油没直前の、まだ後戻りできる最後のチャンスで記念写真。さようならキレイなSTK2M364CC

自動車用のエンジンオイルMobil 1 0W-20。100%化学合成オイルならなんでもOKだが、鉱物油は油没には使えないので注意

PCを起動した状態で動画を再生しながら、エンジンオイルを注いでいく。途中でエラーが出た場合、すぐにわかるからだ

 下の動画は、Mobil 1 0W-20を注いでいく様子。すっかり慣れてしまって、ごくごく自然に油に沈めていくところが見所になるだろうか。

 例によって端子部分を狙いながら油を注いでみたが、上記の動画を見ても分かるようにエラーはナシ。これまでのトライアルの結果も含めると、テキトーにドバっと油をぶっかけていいと判断できる。

とはいえ、はじめての油没のときはドキドキするハズ。その感情はいつまでも大事に覚えていてほしい。

フタをする前に、ウェブブラウズを軽くして問題がないかを再確認。まずエラーは出ないが、念のためにチェックすることをオススメする

キャップの一部を加工してケーブルの太さに対応させた

ゴウランガ!(編注:素晴らしいの意) ピッタリである!!

グルーガンで簡易密閉して、油漏れ対策を実施。検証終了後、シリコーンに変更する予定

それにしても、麦茶っぽい

冷蔵庫に置いてみたら、想像以上に麦茶なオーラを発した。ちなみにハンドルがあるので、棚への出し入れも麦茶感覚だった

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