写真アルバムの新しい共有スタイル「Mintoro」を体験してみた
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細かい挙動を把握して「Mintoro」を賢く活用する
イベント前後の写真は共有されないが、イベント中でもプライベートな写真を撮りたくなるかもしれない。パーティ会場の橋で、目当ての人とツーショットを自撮りする際、ちょっと全体共有はしたくないそんな時は、「Mintoro」の左上の×ボタンを押して、写真共有を停止すればいい。その後ツーショットを撮って、再度共有設定をすれば、その間の写真は共有されないのだ。
イベントの後も、「Mintoro」のイベントからは招待を出すことができる。もちろん、画像の追加はできないが、イベント時に「Mintoro」を使わなかった人や、不参加の人に写真を渡すのに利用できる。
作成したイベントは左にスライドすることで削除できるが、招待された人は自分のアプリ内から削除するだけ。「Mintoro」のイベントから写真ごと削除するには、イベントを作成した人が操作する必要がある。そうなる前に、自分が写っている写真などは端末内にダウンロードしておくといいだろう。
以上が、「Mintoro」を使ってみたレビューとなる。今は少し動作が不安定な部分があったり、機能が少ないところがあるのだが、今後のバージョンアップに期待したいところ。
集合写真なのに、みんながスマホを撮影者に渡して何度も撮影するのは愚の骨頂だ。今ならiPhone 7 Plusなど、一番画質のいいスマホで1度撮って共有すればいい。そんな時に活躍してくれる「Mintoro」。無料なので、ぜひ一度1度使ってみてほしい。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。
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