レッツノート20周年記念の超豪華仕様の「SZ6」も登場
稀少なSIMフリーPCや最新CPUを採用! ガジェット好きならレッツノートを選ぶ!
2016年10月05日 13時00分更新
ビジネスに適したWindows 10 Pro。
レッツノートの魅力を知るのは、なにもビジネスマンだけではない。数々のガジェットを試し、ときには自腹を切ってまで購入し、その使い勝手や特徴をレポートするガジェット好きライターもまたレッツノートを愛するもののひとりだ。
今回は、そんなガジェットライターの中でも、長年にわたり編集・執筆作業を続けているジャイアン鈴木氏に「レッツノート SZ6」の魅力を語ってもらった。
ジャイアン鈴木が語るレッツノートの魅力
常に最新アーキテクチャーに刷新されている。
どのシリーズを手に入れても、
タフなレッツノートは末永く相棒として活躍してくれる!
業界きってのガジェットライターがレッツノートを使い倒す!
格安SIMを使って月額1000円程度で快適モバイル通信
かたくなに外観を変えないレッツノートシリーズだが、意外にも新プロセッサーの搭載は常に早い。ユーザーにとって間違いなく利便性のあるパフォーマンスをいち早くアップグレードし、すでに完成されているデザインについてはあえて変更しないというのが、レッツノート開発陣の考えというわけだ。
今回、パナソニックから借用した「SZ6」を常用モバイルPCとして使い倒してみたが、特に印象に残ったのが本体の軽量さと、連続駆動時間の長さだ。
試用したSZシリーズはCPUがCore i7-7500U、メモリー8GB、ストレージ256GB SSD、スーパーマルチドライブ付き、バッテリーパック(L)という構成だったが、それでも重量はわずか約1025グラム。手に持ったときの軽さは、光学ドライブと大容量バッテリーを搭載しているとは信じられないほどだ。
連続動作時間については、PCに一定の負荷をかけつつバッテリー残量を記録するベンチマークアプリ「BBench」によって、ディスプレーの明るさ40%でバッテリー残量5%までの時間を計測してみた。
結果は19時間49分17秒。60秒置きにWeb巡回、10秒置きに文字入力を行なうという少々厳しい条件で計測したため、JEITA2.0に即したメーカー公表値の約22時間には及ばなかった。しかし、モバイルノートとしては圧倒的で一泊ぐらいの出張や旅行ならACアダプターを持っていく必要はなさそうだ。
今回、久しぶりに光学ドライブを搭載するノートPCを試用した。もし、自分がSZシリーズを購入するとしたら光学ドライブの有無は悩ましい選択だ。
何故ならば、SZ6には光学ドライブ非搭載モデルも用意されている。試用したモデルとの差は約176グラム。たった176グラムで光学ドライブを搭載できると思うか、それとも光学ドライブを使う用途がないので、より軽くできると考えるか。自分の利用環境に応じて判断できるのはうれしい。
さて、まだ日本では少数派だが、LTE搭載モデルを選べるのもレッツノートシリーズのアドバンテージのひとつだ(LXシリーズを除く)。
もし、筆者が購入する場合でも、必ずLTEモデルを選択する。月額1000円前後の格安SIMカード(サイズはマイクロSIM)を挿入するだけで、どこにいてもまったく意識することなくネットに接続できるのは非常に快適だ。モバイルルーターやスマホでのテザリングがわずらわしく思えてしまうほどである。
SZ6のLTE搭載モデル(店頭向け)はブラック筐体だ。当面利用する予定がなかったとしてもLTE対応モデルを選ぶことを強くオススメする。
実は今回10.1型のRZ6シリーズも同時にパナソニックから借用した。機動性という点でSZ6シリーズとRZ6シリーズのどちらを選ぶかは非常に悩ましい。なにしろRZ6シリーズはSZ6シリーズより、さらに軽い約0.775キロを達成しているのだ。またKabyLake世代のCore i5-7Y54、m3-7Y30を搭載しており、MS Officeはもちろんのこと、画像のレタッチをこなせるだけのパフォーマンスを備えている。
あくまでも機動性を追求するのならRZ6シリーズ、機動性と処理性能の両立を求めるのであればSZ6シリーズを選んではいかがだろうか?
ちなみに、キーピッチはSZ6シリーズが19×16ミリ、RZ6シリーズが16.8×14.2ミリ。RZ6シリーズでも十分タッチタイピング可能だ。大量に文字入力するのであればSZ6シリーズのほうが快適だが、レッツノートシリーズ共通のタフネス性能はもちろん同レベル。どちらを選んでも、長く使い倒せる相棒として活躍してくれるはずだ。
(ジャイアン鈴木 談)