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USB 3.0/2.0、HDMI、アナログRGBとインターフェースもバッチリ

Core i7 / GeForce GTX搭載で約10万円から! 東芝の15.6型「dynabook AZ55/A」をチェック!!

2016年09月08日 12時00分更新

文● 周防克哉 編集○ハイサイ比嘉

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 PCを買うならどこにでも持ち運べて作業できるノートマシンが便利だ。家の中でも好きな場所で使うことができるし、邪魔になったらたたんでしまっておけばいい。

 しかし手軽に持ち運べることを重視しすぎるあまり、性能を犠牲することは避けたいという方もいるだろう。ウェブやメールを見るだけでなく、場合によってはデジカメの画像を加工したりゲームも楽しんでみたいと考えると、モバイルノートではちょっと役不足に感じるはずだ。そんな方にオススメしたいのが、東芝ダイレクト限定のWebオリジナルモデル「dynabook AZ55/A 2016秋 Webモデル」(以下、dynabook AZ55/A)なのだ。

東芝ダイレクト限定のWebオリジナルモデル「dynabook AZ55/A 2016秋 Webモデル」

 dynabook AZ55/Aの東芝ダイレクト価格(直販価格)は、オフィスなしでは税別17万6000円、オフィス付きモデルは税別19万5000円(2016年8月27日現在)となっている。オフィスの有無以外に差はないので必要な場合には付属モデルを選ぶといいだろう。Room1048会員/東芝ID(無料)に登録していると、なんとオフィスなしモデルで税別10万2000円(2016年8月27日現在)、オフィス有りモデルで税別11万9000円(2016年8月27日現在)になるので、かなりお得だ。気になる方は、まずRoom1048会員/東芝IDに登録しておくといい。

主なスペック
製品名 dynabook AZ55/A 2016秋 Webモデル
価格(税別) 直販価格17万6000円から(Room1048会員/東芝ID価格10万2000円から、2016年8月27日現在)
CPU Intel Core i7-6500U(2.5GHz)
メインメモリー(最大) 16GB(16GB) PC3L-12800(DDR3L-1600)
ディスプレー(最大解像度) 15.6型 フルHD(1920×1080ドット)、バックライト
グラフィックス機能 NVIDIA GeForce GTX 930M(2GB)
ストレージ 1TB HDD(5400回転、SATA)
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
LAN機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、アナログRGB端子、Bluetooth 4.0
カメラ 92万画素Webカメラ
メモリーカードスロット SD/SDHC/SDXC対応
キーボード 106キー(テンキー付き)、キーピッチ:19mm、キーストローク:1.5mm
サウンド機能 ステレオスピーカー、マイク・ヘッドホン兼用端子、デュアルマイク
セキュリティ 指紋センサー、TPMセキュリティチップ(TCG Ver2.0準拠)など
本体サイズ 約幅379×奥行き257.9×高さ16.9(最厚部23.9)mm
重量 約2.4kg
バッテリー駆動時間 約7時間(JEITA 2.0)
OS Windows 10 Home(64bit)
オフィス なし/Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス

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「dynabook AZ55/A」のスペックとバッテリー駆動時間のバランス

 dynabook AZ55/Aの液晶サイズは15.6型で、フルHD(1920x1080ドット)表示が可能。CPUには第6世代(Skylake)のインテルCoreプロセッサー「Core i7-6500U」(2.50GHz)を搭載している。メモリーは16GBで、ストレージとしてと1TBのHDDが搭載されている。さらに注目なのが外付けGPU(ディスクリートGPU)を採用している点だ。

 最近のCPU内蔵グラフックス機能は高い性能を備えつつあるものの、ゲームで遊んだり画像処理を行なうなら、やはり外付けGPUはほしいところ。dynabook AZ55/Aにはビデオメモリー2GBの「NVIDIA GeForce 930M」が搭載されている。

狭い額縁にノングレアの液晶ディスプレーを採用。反射は少なく屋外でも視認性は高い

 Core i7-6500U、NVIDIA GeForce 930M採用というだけあって、実用性は十分。特にCPUは熱設計電力、TDPが15wと低いのが特徴だ。より高性能なCPUとして4コア8スレッドの「Core i7-6700HQ」(Core i7-6500Uは2コア4スレッド)があるが、TDP(熱設計電力)は「Core i7-6700HQ」の45wに対して「Core i7-6500U」は15wと半分以下、1/3しかない。そのため、長めのバッテリー駆動時間を期待できる。

 性能とバッテリー駆動時間のどちらを重視するかは利用者の使い方次第だが、筆者としてはTDPが低い分バッテリーが長持ちすることのほうが重要に感じる。これでCPUの処理能力的に問題があるなら話は別だが、dynabook AZ55/Aを使ってみた感じでは処理能力に関して気になる点はない。十分な性能だ。

 据え置きのデスクトップPCなら性能重視が望ましいが、持ち運んで使用するノートPCの場合、どんなに性能が高くてもすぐにバッテリー切れを起こしてしまっては元も子もない。必要十分な処理能力があるなら消費電力は低いに越したことはない。dynabook AZ55/Aの公称バッテリー駆動時間は約7時間と昼間まるまる使えるだけの性能があり、これはノートPCとしてはかなりのアドバンテージだと思う。

GPU付きのノートPCではACアダプターが大きくなりがちだが、dynabook AZ55/Aではこの程度のサイズしかない。これなら一緒に持ち歩いても苦はないだろう

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