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どれを買う? 用途と性能で選ぶ2016年夏スマホ 第3回

タフネス性能や生体認証、独自機能で選ぶ2016夏スマホ ベスト3

2016年07月13日 11時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ

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 最後に、2016夏モデルというくくりで最新SIMフリースマホをチェックしていこう。とはいえ、SIMフリースマホも端末数が増え、ハイエンドとミドルレンジ、エントリーと価格帯ごとにスペックがかなり異なる。そこで、3つの製品群から代表的な端末をチェックしていく。

オススメのハイエンドSIMフリースマホ

 2016夏モデルのハイエンドに該当するのは、「HUAWEI P9」とやや性能は落ちるが「Robin」、「AQUOS mini SH-M03」だ。


【1位】HUAWEI P9
●ファーウェイ ●実売価格6万4584円前後

 「HUAWEI P9」はデュアルカメラで一眼デジタルカメラふうのボケを強調した撮影や、モノクロ専用センサーでの撮影など、カメラ機能の充実度は2016夏スマホでもトップクラス。外装はガラスパネルと金属外装で質感が高く、同社のハイエンドCPU「Kirin 955」CPUの処理性能は最新のSnapdragon 820搭載モデルに匹敵する。GPU性能はそこまでではないが、十分ハイエンドと言える仕上がりだ。

HUAWEI P9

 ネックは、6万円を超える価格とVoLTE非対応という点。ライバルは直販価格が同じく6万4584円のSIMフリー版「iPhone SE(64GB版)」。筆者としてはスマホ初心者や高画質な3D CGゲーム快適を遊びたいなら、無難に「iPhone SE」をオススメしたい。やはりiPhoneならではの情報量の多さや、互換性の高さは魅力的だからだ。

 ただし、カメラ機能や大画面ディスプレーを重視するなら「HUAWEI P9」がオススメ。特徴が異なる2機種だけに、利用目的や手持ちのスマホが被ってないかを考えてチョイスするといいだろう。


【2位】Robin
●Nextbit ●実売価格3万9980円

 端末デザインやクラウド機能が注目されがちな「Robin」だが、実売価格3万9980円でミドルハイクラスのCPUがSnapdragon 808を搭載。液晶やカメラ画質が良好で指紋認証センサーも搭載するなど、コストパフォーマンスが高い端末だ。負荷が高めの3D CGゲームも、画質設定を少々落とせば快適に楽しめる。

Robin

 microSDカードに非対応なのと完全に日本語化されていない部分もあるのでやや上級者向け。対応周波数帯はY!mobile向けの仕様となっており、ドコモの回線を借りた格安SIMでは800MHz帯に接続できるエリアの面で不安がある。国内では実質Y!mobileの単体SIM契約向けのスマホと認識しておこう。


【3位】AQUOS mini SH-M03
●シャープ ●7月上旬発売予定

AQUOS mini SH-M03

 4万円台後半からとやや高価な「AQUOS mini SH-M03」だが、スペック自体は高くおサイフケータイや防水性能といった日常の使い勝手を高める機能を搭載するSIMフリー機としては妥当な価格ではある。ただし、この価格帯ならもう少し外装の高級感にもこだわってほしいところだ。

  • ■■ハイエンドSIMフリースマホベスト3■■
  • 【1位】ファーウェイ「HUAWEI P9」
  • 【2位】Nextbit「Robin」
  • 【3位】シャープ「AQUOS mini SH-M03」

オススメのミドルレンジSIMフリースマホ

 3万円前後というミドルレンジ価格帯は「HUAWEI P9lite」と「SAMURAI REI」、「arrows M03」の3製品が注目モデル。CPU性能やカメラ画質、指紋認証センサーの素早い認識速度などの総合性能で見ると、「HUAWEI P9 lite」のコストパフォーマンスがかなり高い。「SAMURAI REI」もメタルパネルやカラフルなカラーバリエーションは良いのだが、総合的な性能を考えるとやや割高に感じる。


【1位】HUAWEI P9lite
●ファーウェイ ●実売価格3万2378円前後

HUAWEI P9lite


【2位】arrows M03
●富士通 ●7月上旬発売予定

arrows M03

 「arrows M03」はCPU性能は高くないものの、おサイフケータイやワンセグ、防水防塵、耐衝撃と日本メーカー製ならではのUIなど魅力的な面も多い。手ごろな価格と国内メーカーという安心感を含めて、1台目の格安スマホとしてオススメできる端末だ。

オススメのエントリーSIMフリースマホ


【1位】Blade V7 Lite
●ZTE ●実売価格2万3544円前後

ZTE Blade V7 Lite

 2万円台以下というエントリークラスでは、ZTEの「Blade V7 Lite」がオススメ。搭載メモリーが2GBで指紋認証センサーも搭載する。1万円台のより低価格なスマホもあるがメモリー容量が1GBしかなく、いくつかのアプリを起動した時点でスマホの動作がもたつきはじめる。数千円の差なら、少々高くてもメモリー2GB搭載モデルを選びたい。

 3回にわたって2016年夏スマホを紹介してきたが、キャリア系端末ではハイエンドの「Galaxy S7 edge」や「Xperia X Performance」に注目が集まる一方で、SIMフリースマホにも「HUAWEI P9」のようなハイエンド端末が登場。国産SIMフリースマホにも魅力的なモデルが登場しはじめてきた。また、最新のミドルレンジ帯以上の端末なら性能不足に悩むこともない。はじめての1台として不満がない端末の選択肢が増えたのは歓迎したいところだ。

 スマホ選びの基準は、一定以上の処理性能をもつことが前提だが「自分の用途に合っているか」という点。撮影の機会が多いユーザーならカメラ性能で選ぶ、ふだん使いの利便性を求めるならおサイフケータイ搭載端末を選ぶ、アウトドアで使うならタフネス性能で選ぶなど、自分の目的に見合った特徴をもつスマホをチョイスしよう。

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