高コスパのゲーミングPCに最適なマザーはMSI「H170 GAMING M3」だ!

文●加藤 勝明

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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ゲーマーにうれしい機能を付与する
独自ユーティリティの存在

 H170 GAMING M3の魅力をさらに引き立ててくれるのがMSI独自のユーティリティだ。オーバークロック兼システム情報確認ユーティリティ「Command Center」を筆頭にさまざまなユーティリティが用意されているが、特にゲーマー向けの機能を持っている「Gaming App」に注目してみたい。

 このGaming Appは本来CPUの簡易オーバークロック用に用意されたものだが、H170 GAMING M3ではキーボードに便利機能を付与したり、マウスのマクロ作成に用いる。

これが「Gaming App」。左側は主にCPUのオーバークロック関係のボタンだが、H170マザーでは「OCモード」は使用できない。だが注目したいのは右側の4つのボタンなのだ

 具体的には指定したキーにボリューム調整やメーラー起動といった“ワンタッチボタン”的な機能を割り当てたり、画面上の特定の場所をクリックする操作を登録し、任意のタイミングで実行させられるというものだ。

 さらに特定のキーを押している間はマウスの感度を下げる、いわゆるスナイパーモードも設定できる。これらの機能は今時のゲーミングキーボードやマウスなら大抵は持っているものだが、手になじんだ(旧型の)キーボードやマウスであってもゲーミング仕様に近づけることができるのだ。

指定したキーにアプリの起動やメディアコントロールなどの機能を割り振るための「Gaming Hotkey」機能。ウインドウを一瞬ですべて隠す「ボスが来た」機能は地味に役に立つ

マウスを使って画面上の特定の場所をクリックするマクロを作成する機能は、ゲームのみならず実務の省力化に大きく貢献できる。右側の照準のような部分は、マウスのDPIを調整する部分。特定のキーを押すときだけ感度を減らす“スナイパーモード”もここで設定する

Gaming AppにはCPUの温度やGPUの使用率(GPUは同社製の対応カードのみ)などをゲーム画面上にオーバーレイ表示する機能をある

 また、バックパネルのPS/2を含む一部ポート(Gaming Device Port)は金メッキの量を通常の3倍に増やすことにより、高ポーリングレートのマウスやキーボードの信号も取りこぼさないように配慮されている。

PS/2を含むこのポートは金メッキの量が通常より多く、抜き差し時の耐久性が10倍に増えている。接触不良による信号の伝達ミスをなくすことで、高性能マウスのポテンシャルをすべて引き出せるようになる

メモリーが余って仕方がないという人に便利なのがRAMDiskを作成してブラウザーのキャッシュなどに割り当てる機能。同種の機能は有償・無償問わずさまざまなものが出まわっているが、マザーの付属ツールの一部として入っているので導入も簡単。シャットダウン時に自動的に中身を保存する機能も当然備えている

同梱の「Command Center」はオーバークロック用のツールだが、CPUやメモリーの情報を見たり、図のようにマザーの各部温度を確認できたりと、マザーの健康状態の把握に役立つ

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