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ReadyNASをオフィスでとことん活用する!実践使いこなし術 第10回

デスクトップ型「Readynas 516」と1Uラックマウント型「ReadyNAS 3138」が届いた日

ReadyNASの新しいテストマシンが届いたので観察してみる

2016年06月15日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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1Uラックマウントでお手軽に導入できる新機種「ReadyNAS 3138」

 ReadyNAS 3138は、今年2月に発売された新機種だ。1Uサイズのラックマウント型で、4つのドライブベイを搭載している。手軽に導入できる機種と言えるだろう。こちらもVMware Ready製品だ。

4つのドライブベイを搭載した「ReadyNAS 3138」。今年2月発売の新機種だ

ReadyNAS 3138の背面。ギガビットEthernetポート×4、ファン×3などを搭載

 比較的奥行きが短く、HDDを搭載していない状態で手にしてみるととても軽い。ラックへの取り付け作業も容易だろう。ReadyNASシリーズでは中規模オフィス向けのミッドレンジ機種に該当し、同時接続数は最大150を想定している。搭載するネットワークインタフェースは1ギガEthernet×4だ。

ReadyNAS 3138(1U ラックマウント型)
価格(税込) 43万2000円
(2TB HDD×4付属モデル)
HDDスロット数 4(ホットスワップ対応)
最大物理容量 24TB
CPU クアッドコアAtom C2558 2.4GHz with QuickAssist
メモリ 4GB ECC
冷却ファン 40mm×3
寸法 D430 x W385 x H44(mm)
本体重量 5.19kg
消費電力(動作時) 55W
USBポート USB 2.0×1、USB 3.0×2
ネットワーク
インタフェース
1GbE×4

 フロント側にはUSBポートや電源スイッチ、LEDインジケーターを搭載している。「UI」と書かれたスイッチは前面/背面の両方にあり、押すと前面/背面の筐体識別用LEDが点灯する。ラックの前後でスタッフが作業している場合、どの筐体が作業対象なのかを相手に伝えるためのものだそうだ。

ReadyNAS 3138のフロントパネル。インジケーターLEDが並ぶ

 もちろんReadyNAS 3138も、ReadyNAS OSで動作しており、使える機能もほかの機種と同じだ。4つのドライブを搭載するのでRAID 5/6/10にも対応している。

* * *

 以上、今回は新しいテストマシン2機種を眺めてみた。

 筆者が新しいテストマシンをセットアップしていると、ReadyNAS OSのアップデート通知が表示された。おや、バージョン6.5がリリースされているのだな。というわけで、次回はこの新バージョンの新機能などを見てみたい。

(提供:ネットギア)

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