動画から色々な写真を切り出すなら「Live 2 Photos」
動画から写真を切り出すことが多いなら、有料アプリの「Live 2 Photos」(2016年6月1日現在240円)がオススメ。動画だけでなく、アニメGIFやライブフォトから写真を切り出すことができる。1つの動画から複数のカットをまとめて抽出したり、さまざまなエフェクトをかけることも可能。動画から切り出した写真を並べてBGM付けて、スライドショー動画を作成し直す機能まで搭載している。
基本は、動画からフレームをタップして選択するだけ。後はカメラロールに保存したり、iTunes・SNSなどで共有する。「コラージュに変換」では複数枚の写真を1枚の画像に並べることもできる。
基本は「ビデオ」タブから動画を選択するが、「ライブポート」タブもある。これはライブフォトの誤訳。ライブフォトで作成した写真は数秒動くが、その中から1枚を切り出すことができる。ライブフォトに記録されている静止画は50~60フレームとばらつきがある。その中でいい感じの写真を選ぼう。「すべて」タブでは、アニメGIFやバーストで撮った写真を読み込むことも可能。
Live 2 Photos - ライブフォト、ビデオ、GIF、連写画像から静止画を抽出 | |||
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価格 | 240円 | 作者 | MobiLab Co., Ltd. |
バージョン | 1.3.3 | ファイル容量 | 47.4 MB |
カテゴリー | 写真/ビデオ | 評価 | (2) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 9.1以降 |
複数のシーンを選択肢、「スライドショーに変換」をタップすると、スライドショーの作成画面が開く。スライドショーの時間やトランジション、BGM、ウォーターマークなどを編集し、右上のボタンから動画の保存が可能。ここで順番を入れ替えることもできる。
以上が「MoviPic」と「Live 2 Photos」の説明書となる。「MoviPic」はシンプルすぎて神アプリとはならないかもしれないが、無料なのはうれしいところ。「Live 2 Photos」は、誤訳やiCloud連携の挙動などが残念だが、それ以外は高機能で文句なし。いつか標準のカメラアプリに搭載されかねない機能だが、今のところはこれらのアプリを活用しよう。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。
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