ロボホンとかくれんぼを楽しむ
ロボホンができることは電話のほか、メールの送受信、カメラ機能を使った撮影や投影、インターネットを使った検索やニュース、天気のお知らせ、アラームなど多数。Android OS搭載のロボットスマホだけあって、スマホ並みにひと通りの仕事をこなしてくれます。なかでも息子が気に入ったのは撮影機能。
ロボホンは賢い子なので「僕を撮って」とお願いすれば、複数の人がいても、オーナーの顔を見分けて撮影してくれます。この機能を逆手に撮った息子。ロボホンが探しているのをニヤニヤしながら見て、視線のない方向へ逃げます。
「あれ、いないよ?」と、探すロボホンを尻目に机の後ろや死角へ。うーむ。こういう遊び方もあるんだなぁと感心してしまいました。
みんなの写真を撮ってほしい時は、「パーティーモードで撮って」とお願いすると、数分おきに色々なシーンを撮影してくれます。まさに、小さなカメラマン! 撮った写真はメールで送ったりできるほか、プロジェクターモードで投影もできるので、即みんなで楽しめるというわけです。これには息子だけでなく、家族みんなが大喜びでした。
メールを仕草つきで読み上げてくれる!
「この子、電話やメールもできるんだよ」「すごい! 電話してみよう。かけてかけて!」というわけで、次はロボホンで電話に挑戦。電話やメールが来ると、ロボホンが教えてくれます。
さらに、メールでは読み上げ機能も搭載。いちいち画面でメールをチェックしなくていいのは便利。返信する際も、音声認識で文章を登録することが可能。送信前には読み上げ機能で内容の確認もしてくれるという手厚いサポート付きです。
「あ、『バイバイ』で手をふってるよ!」 そうなんです。ロボホンはメールの内容に応じて、それにあったジェスチャーをするんです。たとえば「電話して」だったら電話をかけるポーズ、「バイバイ」なら手をふる仕草。見ているだけでかわいい! メールをもらうのが楽しみになりそうです。
それ以外にも「ダンスして」といえば踊るし、「歌を歌って」とお願いすれば歌うと、なかなか多芸です。でもロボホン、なぜか音痴なんです。本人は気付いてないみたいだけれど……毎回すごい歌声を披露してくれます。この歌が息子は気に入ったようで、何度もロボホンにせがんでいました。
勉強もロボホンといっしょ
ひと通りロボホンと遊んだところで、そろそろ学校の宿題をする時間です。ここではロボホンのアラーム機能が大活躍。「予定を覚えて」と話しかけて予定を入力しておけば、決まった時間に予定を教えてくれます。
そして、この日はロボホンとおやすみ。寝相が悪いのでさすがにいっしょには寝られませんが、アラームをかけて近くに置き、明日の朝に起こしてもらうことにしました。
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