B2Bのクラウドバックオフィス事業、どうやって始める?
編集部でのこぼれ話を中心に、この先のスタートアップ関連の動きをおさらい! 記事にする必要のない余計な情報、ウラ話を中心にゆる~くお届けします。
北島:連休明けです。頭はみなさん働いていますでしょうか。
鈴木:連休は山に登りました。しっかりと『YAMAP』使いましたよ!
北島:お、ピッチなどで評価高いですよね。実際体験している人見たことないので、使い心地知りたいところ。
鈴木:やはり感動は圏外なのに、現在地がわかることです。
盛田:カシオのスマートウォッチ「WSD-F10」でも使えるのよねYAMAP。便利そうだった。
北島:リアルな山って結構過酷な場所だから地図超大事ですよね。最近某山岳マンガ読んでて、ハードなイメージしかないです。
鈴木:(ここまで盛り上げておいて、歩道がある山だったとは言えない)←圏外はホント!
盛田:まあわたしは高尾山で息切れしましたけどね。
鈴木:そして、風邪ひきました。
北島:アプリも地図関係ないですね。
次世代のB2Bクラウドサービスの作り方を聞く
北島:イベント関連のネタですが、5月31日にセミナー「過熱する法人向けビジネスクラウド新事業 新進スタートアップが明かすサービスの秘訣」を開催いたします! 今回は、KUFU、BEC、スマートキャンプの3社による今勢いのあるB2Bクラウドサービス話です。
鈴木:おおおー、パチパチパチパチ! ビジネスで使えるクラウドサービスのネタはずっとやりたかったんです。
北島:freeeやマネーフォワードなどに続く次世代スタートアップがどんな戦略で戦っていくのかを面白く聞ければと。
盛田:サムライ業、士業のスタートアップですね。
北島:ですです。実際以前から面白いスタートアップが多いジャンルですが、今回は新しめのところ中心です。ばんばんピッチで勝っている『SmartHR』でおなじみのKUFU宮田さんがどうやってビジネス作っていったかなど、ゼロからのB2Bビジネスの作り方など共有する予定です。
鈴木:ビジネスクラウドに士業のクラウドソーシングも含めた『Goazl』のBECもピッチで上位に食い込んでいますし、なにより高谷さん、イケイケの若手経営者なので注目株です。
盛田:元バックパッカーのスマートキャンプ古橋智史さんもすごい。
北島:元水上スキープレーヤーでもある古橋智史さんですね。
盛田:SKETを立ち上げたのがたしか26歳という1988年生まれ。わたしより5歳も年下だ……。
鈴木:なぜ、そんな個人情報まで……。
盛田:いやなんか落ち込むから……すごくて……。
北島:本人いわく、同年代の起業家が少ないと嘆いてましたよ。ネットバブルも知らないぽっかり空いた世代だと。
盛田:もう33歳だよ…どうしよう……。
鈴木:えっ!?
北島:えーと。何があったんです?
盛田:ひさしぶりにスポーツクラブ行ったら筋肉痛が消えなくて、なんかもう切なくてですね……5月病になりそうなので才能ある若者たちに学んでいきたいです。
北島:そういう意味では、BECの高谷さんも若いですよ。1990年生まれだったはず。
鈴木:ストップ、高谷さんの話したら、もっと落ち込むってばさ!
盛田:へ、平成~~~!平成だ~~~~!!
北島:フレッシュなメンバーとともにお送りするセミナー、ぜひご期待ください。
盛田:1990年……ドラクエIV……バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3……(黙る)
スマホから作るオリジナルアクセサリー
鈴木:4月末になりますが、スタートアップや投資家などが集まる招待制のネットワーキングイベントに行ってきましたよ。
北島:おっ、業界人ですね。
盛田:ちゃんとネットワークしてきたんですか。えらい。
鈴木:人と話すの苦手と逃げてましたが、おもしろいサービスを知れると聞きたい症候群にかかりますね。
北島:どんなのあったんです?
鈴木:『monomy』という、アプリ上でアクセサリーのパーツを組み合わせて、オリジナルのアクセサリーを作成。それをほかのユーザーに販売できるというサービスです。
盛田:アクセサリーって女の子がつけるあれですか。スマホのあれじゃなくて。
北島:FrilとかBASEがとっさに浮かびました。
鈴木:そうです。女性用のアクセサリーがつくれて、売れてしまうっ!
盛田:あらかわいい。
北島:気楽なアクセサリーだからこそのアプリなんですねこれ。発想おもしろ!
鈴木:組み合わせは大きさや重量感なども、物理演算でアプリ上でわかってしまうつくりこみ。
北島:どれくらい実際簡単なのかが気になりました。ネイルのアプリとか、女性向けアプリ市場はじつは裏側のテクノロジーすごいのが多い印象ありますよ。
鈴木:実際には3つのパーツを組み合わせるだけでつくれるので、組合せのセンスが問われます。
北島:これくらいの距離感いいですね。
盛田:そういえばKnot横浜・元町店で会員限定の腕時計フルカスタマイズキャンペーンやってて、針とかりゅうずとか全部選べるのすごかった。普通にまったくと言っていいほど決められない。
北島:あのサービス、開店キャンペーンの一環だったけど、ものすごく好評で順番待ち激しかったみたいですよ。
盛田:黒ケースに白文字盤の「黒ぶち」を推したい。アスキー別注モデルで売りましょう。
北島:盛田モデルですか。
盛田:売れなそうな名前ですね……。
北島:そこは組み合わせのセンスで勝負ということで。
鈴木:ではでは、C向けのお次はB向けでもおもしろそうなサービスもありました。
北島:今週ネタないのかなと思ったけど、どんどん出ますね。
鈴木:コグニティの『UpSighter』というサービス。
盛田:名前からまったく想像がつかない。
鈴木:こういう会話を定量的に評価して、解析できるというものです。
盛田:なにそれこわい……わたしどう考えてもムダ話しかしてない……。
北島:企業内のコミュニケーション分析ということでしょうか。
鈴木:企業内に限らず、営業トークの評価だったり、プレゼン資料の評価だったり、面接の評価だったり、今まで、均一なものがない部分に、客観的な評価でわかってしまうという。
北島:この座談会も分析してもらったりできるんですか?
鈴木:できるそうですよー。音声とか、動画から可能とのこと。ここ今度、詳しく話聞きに行ってきます。
北島:分析結果、楽しみにしてますー。
アスキーストアにUnlimitedHand(開発者向けキット)が!
北島:ストアといえば、5月11日(水)からH2Lのアンリミテッドハンド販売開始した んですが、こちらは「開発者向けキット」と攻めのアスキーストアとなっております。
盛田:UnlimitedHand!
北島:体験会記事もありますね。
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盛田:UnlimitedHandもおもしろいんですけど六本木アークヒルズ森ビルのTechShop Japan、あそこおもしろいですね。工作機械がズラーッと並んでて、めちゃくちゃ広い。縫製、カラーリング、溶接、木工、金属、樹脂、ロボティクス、扱えるジャンルもすごく広い。
北島:今年2月にできて4月に本格オープンしたばかりですね。ハードウェアスタートアップなどに通じる電子製作だけじゃなく、インタラクティブアート関連など幅広いジャンルがクロスしてそう。場所が場所だけに。
盛田:なんか富士通さんが関わってるのですよね。もともとアメリカが本拠地で、日本で今年初展開してると。今までに見てきた工房系スペースの中でも、1つの部屋がズドーンとブチ抜きでああまで広いところはめずらしい。ちょっと西海岸っぽさを感じました。西海岸行ったことないけど。
北島:Unlimited Handの発表会も盛り上がっていましたか。
盛田:すげえ人でした。ゲームメディアがわんさか来てた印象です。スタッフの人たちが大量の記者をうまくさばけてなくて「おっ大丈夫か大丈夫か」みたいな感じ。でもいい感じでした。
北島:触覚コントローラー、期待値高いですね。
盛田:ぜひOculusあたりと連動して動かしてみたいです。
北島:そちら関連だと、Japan VR Summitのほうも将来が期待できる盛り上がりでした?
盛田:混んでたなあ……ゲームとかハードの体験ブースもおもしろかったけど、今回はクラスターみたいなサービスがおもしろかったです。VR版のTwitterとか、VR版のLINEみたいなコミュニティサービスが今後たぶんキラーコンテンツになるんだろうなあと。よくできてますよあれは。
北島:これね。かつてのウェブサービスの出始めと同じ雰囲気を感じました。アーリーな層がどう食いつくか気になります。
盛田:人間いちばん興味あるのは人間なので、ここでキラーサービスつくれたら次の世界をつくれると言っても過言ではないと思います。アスキーも作ったらいいのではないか。アスキーネットVR。
北島:紳士の集まりになりそうな予感。
ベンチャー発の小型自動車rimOnO
北島:さてそろそろ締めましょうか。来週の予定があればぜひ。私は今回言えるやつがなかった。
鈴木:我らがトミーさん(本連載過去記事参照)のC向けサービスのプレゼンテーションイベント“sprout #12”が行ってきます。
盛田:rimOnOというベンチャーの小型自動車を見てくる予定です。ワールドビジネスサテライトで前にとりあげられていたらしい。元経産省官僚の社長さんがやっている会社ですね。
北島:試乗体験記事待ってます。
●今週の一言
盛田:シンデレラ城のプロジェクションマッピングがまったく抽選に当たりません。
鈴木:つるっとした、そばのほうが好きです。
北島:電子書籍とか出版メディアでもVRみたいなハデな動きが見たいです。