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2015年CPUクーラー最強王座決定戦(全高130mm以上編) 第1回

全高130mm以上のCPUクーラー8製品を見極める!【第1回】

2016年02月29日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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評価基準としてインテル製の
LGA 1151対応クーラーをチェック

 ここからは2015年度版にエントリーした7製品の性能チェックを行なっていくが、まず手始めにSkylake対応をうたうインテル純正のトップフロー型CPUクーラーIntel「TS15A」(型番:BXTS15A)の性能を計測している。

 「TS15A」は受熱ベース部の銅柱周りにフィンを配した円形ヒートシンクと、取り付けが超簡単なプッシュピンとおなじみの形状になっているが、全高は90mmと従来品からかなり大型化している。

 大型化による冷却性能アップとインテル純正ならではの安心感はあるが、静音性に不安のある最大3850rpmの搭載ファンや、その他の製品も十分視野に入る5000円前後の価格が残念なところだ。

 最大TDPが95WになったSkylake対応をうたうだけあって「Core i7-6700K」の定格運用時のCPU温度は最高77度、平均60.8度とまったく不安のない温度だ。

 トップフロー&円形ヒートシンクで、CPUソケット周りのエアフローも問題ない感じで、VRM、メモリー、M.2 SSDの温度も気になるところはない。ただ、負荷テスト実行中の最大ファン回転数は3678rpmに達し、騒音値は52.6dBAと不安が的中……。

 騒音値以外は問題ない定格運用時だが、オーバークロック時のCPU温度はファンPWMコントロール時、平均回転数の2400rpm固定時ともに最高90度オーバーと、微妙な数値になっている。

 横幅が小さいPCケースにも取り付けられる全高90mmなので、全高130mm以下の小型タイプやロープロファイルタイプとの比較では、また違った評価になりそうだが、5000円前後の価格を考えると今ひとつと言えるだろう。

Core i7-6700K 定格クロック
  CPU温度
(平均)
メモリー温度
(DIMM1/DIMM3)
VRM
温度
M.2 SSD
温度
ファン
回転数
ファン
騒音値
アイドル時 28 ℃ 27.5 ℃/26 ℃ 29 ℃ 37 ℃ 1012 rpm 34.5 dBA
高負荷時 60.8 ℃/77 ℃ 37 ℃/35.3 ℃ 52 ℃ 47 ℃ 3678 rpm 52.6 dBA

CPU:OCCTテスト中の温度推移。10分間のストレステストと5分間の待機状態

Core i7-6700K オーバークロック
  CPU温度
(平均/最高)
メモリー温度
(DIMM1/DIMM3)
VRM
温度
M.2 SSD
温度
ファン
回転数
ファン
騒音値
アイドル時 34 ℃ 27 ℃/25.3 ℃ 29 ℃ 38 ℃ 1303 rpm 36.7 dBA
高負荷時 71 ℃/91 ℃ 37.5 ℃/35.8 ℃ 52 ℃ 44 ℃ 3678 rpm 52.6 dBA

オーバークロック&ファンPWMコントロール時のCPU:OCCTテスト中の温度推移。10分間のストレステストと5分間の待機状態

Core i7-6700K オーバークロック/ファン回転数2400rpm固定
  CPU温度
(平均/最高)
メモリー温度
(DIMM1/DIMM3)
VRM
温度
M.2 SSD
温度
ファン
騒音値
高負荷時 72.6 ℃/93 ℃ 39.3 ℃/36.8 ℃ 53 ℃ 47 ℃ 40.3 dBA
PWM時より +1.6 ℃/+2 ℃ +1.8 ℃/+1 ℃ +1 ℃ +3 ℃ -12.3 dBA

ファン回転数2400rpm固定時のCPU:OCCTテスト中の温度推移。10分間のストレステストと5分間の待機状態

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