注目スマホが続々と発表! MWC 2016レポート 第18回
防水&マイクロSDカード対応が復活!
「Galaxy S7 edge」詳細実機レビュー! SIMトレイの仕様やS6 edgeとの違いをチェック
2016年02月22日 20時00分更新
S6 edgeと大きさを比べてみよう
5.1型ディスプレーを搭載したS6 edgeと比べるとS7 edgeは5.5型とひと回り大きいディスプレーを搭載しています。本体サイズも大きくなっていますが、持ってみると数値ほどの差は感じられません。
ディスプレーの両サイドがカットされたS6 edgeでしたが、背面側はフラットな処理。それに対してS7 edgeは裏側も側面がカットされているのがわかるかと思います。Galaxy S7 edgeは側面が曲面形状になったため、持ちやすさと体感的な薄さを両立しているのです。
両者を重ねて比べてみるとその断面形状の違いがよくわかります。S6 edgeは裏側の側面が角が立っているような形状でしたが、S7 edgeは丸みを帯びています。
ソフトウェア面も進化! エッジスクリーンを活用
5.5型と大画面なのに片手でのホールドも楽なS7 edge。S6 edgeから搭載されたディスプレーの右側を使う「エッジスクリーン」機能も大幅に強化されています。ショートカットメニュー機能の「App edge」はアプリ表示が2列となり使いやすさが増しました。よく使うアプリをここに登録しておけば、ディスプレーの右端からスワイプするだけで2列×5段=10個のアプリをすぐに呼び出すことが可能です。
よく連絡する相手のアイコンを5個登録できる「People edge」も引き続き搭載。新機能としてよく使う機能を登録できる「Task edge」にも対応、頻繁に連絡を取り合う友人とのメッセージのやり取りや、セルフィーを撮る、といった機能を登録しておけば、App edgeからアプリを起動するよりもさらに素早い操作が可能になります。
ほかにも天気予報などを表示するアプリや、定規を表示できるクイックツールなど、合計9個のパネルをスワイプしながら切り替えて表示することが可能です。
ゲームユーザーにも便利な機能が搭載されいています。ゲームは専用ランチャーから起動可能。また、フローティング式の小さい丸いショートカットアイコンが表示され、そのアイコンをタップするとメニューが表示。ゲーム中にホームボタンの操作をオフにしたり、メッセージなどの通知表示を止めたり、ゲームのプレイを記録する機能などを搭載。ハイスコアを取った時に、その画面の中に小さく自分の顔写真を撮影できる、ハイスコアの記念撮影も撮ることができます。
カラーバリエーションは4色展開!
本体カラーは4色展開。左からシルバー、ブラック、ゴールド、ホワイトとなります。写真では若干わかりにくいのですが、光の当たり具合によって色合いは微妙に変化します。
こちらは裏面のカラバリ比較。Galaxy S7 edgeはスペックが順当に進化しただけではなく、5.5型ながらも片手で無理なく持てる本体形状となり、しかも明るいカメラや機能が高まったエッジスクリーンを搭載。より高いユーザーエクスペリエンスを感じられる完成度の高い端末となりました。もちろんIP68の防水防塵対応も大きな魅力です。日本での発売にも大いに期待したいところです。
この連載の記事
-
第46回
スマホ
5Gのフェイズ2テストベッドを披露したEricssonに聞く5Gのメリット -
第45回
スマホ
ファーウェイは4.5G、Nokiaは5GをMWCでアピール -
第44回
スマホ
Ubuntuのスマホ戦略を聞く コンバージェンスとセキュリティーが差別化要素 -
第43回
スマホ
免許不要帯でのLTEでの活用や上り速度改善技術もあったQualcommブース -
第42回
スマホ
Xperia Xのライバル!? シャオミが看板モデル「Mi 5」を発表した! -
第41回
スマホ
MWCのクアルコムブースで5Gが東京五輪に間に合う理由がわかった -
第40回
スマホ
HTCが次期フラッグシップ端末「HTC One M10」をチラ見せ? -
第40回
スマホ
サムスンの「Galaxy S7」シリーズは専用アクセサリーも魅力大! -
第39回
スマホ
首から下げておくだけで充電できるスマホ、京セラが2017年発売へ -
第36回
スマホ
「HTC Vive」登場で注目度上昇、MWC 2016に登場したVR HMDたち -
第35回
デジカメ
最新360度カメラ「Gear 360」と「LG 360 CAM」をTHETA Sと比べてみた - この連載の一覧へ